itoh.com の舞台ウラをリアルタイムにご報告します。
2011年6月3日（金） 「最近、久しぶりに見たもの」
先日、朝、自転車に乗っているとき、私の前に同じように自転車に乗っている人がいた。別に珍しくもない光景だ。ところが、２つ目の角の手前で前の人が左手を横にまっすぐ伸ばした。「あれは、昔、覚えた手信号！！？？」と一気に目が覚めた。「これって、左に曲がる？右に曲がる？」と思い出そうとしていたら、その人は左に曲がっていった。あとから調べてみると、左手をまっすぐ上げているので、左折で間違いなかった。何十年ぶりに見たし、その日まで手信号の存在すら忘れていた。腕をひじから９０度に曲げるサインもあったように思うが、私の記憶違いだろうか。とにかく、脳のいつもは使っていない部分が思い切り刺激された気がした。住宅街で手信号をする必然性についての疑問はぬぐえないが。（Ｍ）
ブラジルでジーコ主催の東日本大震災のチャリティマッチが行われた。Twitterでその試合の様子を伝えるポルトガル語のウェブサイトのリンクが紹介されていたので、写真だけ眺めていると、ひときわ輝く頭頂部があった。アルシンドだった。「もうすぐにアルシンドになっちゃうよ」「友達ならあたりまえ」というフレーズともに、フィールドのみならずJリーグブームの先頭を疾走していたあのアルシンドだ。当時は頭頂部だけで、その長髪と合わさって、まさに河童だったが、失毛地帯の広がりに18年の時間の経過を感じずに入られない。その懐かしいアルシンドが明日鹿島スタジアムで見られる。鹿島アントラーズの宣伝みたいになってしまったが、明日の鹿島アントラーズのチャリティマッチには、ラモスもいる、北澤もいる。武田はいない。そういえば、鹿島アントラーズには現在アルシンドの息子（イゴール）が所属している。チームのレジェンドになれるかは分からないが、18歳にして「髪の毛のことはあきらめている」と語るなど、父親のキャラクターを継承しているようだ。（HK）
