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2011年5月27日(金) 「ミラクル」
ミラクルを起こせるのは、スターだけだろう。終了のブザーと同時に3ポイントシュートを決め、逆転勝利を手にしたマイケル・ジョーダンしかり、4大大会で股抜きショットを軽々と決めてしまうロジャー・フェデラーしかり。ニコール・キッドマンの人間ばなれした美しさもミラクルである(個人的な見解ですが)。これらはミラクル、神業だ。自分が起こしたミラクルを考えてみたが、さすがは凡人、何もなかった(泣)。話は変わるが、HKの書いた「未来を狂わせる」で「ミラクル」という説を、ちょっと信じてしまった。いい意味で、未来が狂うのは大歓迎だな。(M)
ミラクルは「未来が狂う」という意味の日本語が語源である。「未来が狂う」=「想定外のことが起こった」ことから「奇跡」という意味がある。そして、いつのまにか「未来が狂う」は「ミラクル」と略すようになった、渡邉恒雄氏をナベツネと略すように。後に「ミラクル」が「TSUNAMI」と同様に英語に輸入されたものだ、という以上の説は5分前に私によって提唱された。私自身は淡々と人生を過ごしたのでミラクルといえるエピソードなどないので、ミラクルというと「メークミラクル」というフレーズしか出てこない。「メークドラマ」の再現をと読売ジャイアンツが提唱したキャッチフレーズだ。ただ戦力や資金力から巨人が優勝することは当たり前であるため、2005年の5位の方がミラクルである。私は生を授かったときから非巨人主義者として育ち、赤帽軍団に憧れていた。どういう考えから人は巨人主義者になるのか、さっぱり理解できないので、巨人主義者の存在はドンキホーテが挑んでいった巨人のごとき存在だと思っていた。しか巨人主義者は実在したのだ。当社ではトップ以下巨人主義者は多く、応援団活動に精を出す者や、ジャイアンツ女子までいるという。そして義父、義祖父も熱烈な巨人主義者であり、結果として公私共に野球という分野においてすら肩身が狭い。私にとっては巨人主義者などミラクルな存在に思えるのだが、巨人主義者にとっては猛虎主義はまだしも、赤帽主義者が存在することがミラクルに思えるのかもしれない。会社はグローバル化を進めているが、それと同時に広島化も進めば、私にとってはミラクルだ。(HK)