Editor's Room

itoh.com の舞台ウラをリアルタイムにご報告します。

2011年3月25日(金) 「わたしの節電方法」

基本的に私は常に節電を心がけている(ケチだから)。しかし家人は、まったくそれに無関心な人だった。朝、カーテンを開けることなく、まず照明を付けたり、太陽の光が射し込んでる部屋でもいくつも照明を付け、エアコン(暖房)は25度に設定、使ってない部屋の電気も付けっぱなし、消し忘れることしばしば・・・。何度言っても、全然改善されず、ケンカの原因(のひとつ)になっていた。ところが、今回の震災の後から、彼は変わった。節電に励むようになったのだ。朝はカーテンを開け、無駄な照明は付けず、エアコンも使わなくなった。テレビも付けっぱなしにせず、見たいものだけを(それも短時間)見るようになった。私の小言よりも、自分で意識をするほうが(当たり前だが)、圧倒的に効果がある。喜ばしいことだが、それと同時に、あんなに変わらなかった家人までを変えた震災のインパクトを感じずにはいられない。家人の(もちろん私たちみんなの)努力が、少しでも役に立つことを祈りつつ、日々の節電に努めたいと思う。そして、それを生涯続けていこうと思っている。(M)

他人にはケチだが、自分には太っ腹なため、節電を意識することはあまりなかった。今回の電力逼迫により、自宅の電力事情を真摯に調査した結果、多くの待機電力を発見し、まさに待機電力王だという誹りは免れないという結論に達した。そして待機電力の多くはパソコンであったり、携帯電話の充電器であったりと、私が起因とするものばかりであったが、妻からの批判を恐れずに調査結果を公表したことにより、私の強い正義感が証明されたという副産物もあった。我が家は計画停電エリアのため、場合によっては強制的な停電もある。夜は暗いというのが当たり前だが、停電中の暗さを思えば、普段どんなに明るい夜を過ごしていたのだと考えさせられる。実は節電を心がけている今の生活でも我慢できるのかと。確かに1000万ドルの夜景を誇るといわれた埼玉の夜景もバナナの叩き売り状態になってしまったが、この状況では致し方ない。今後電力が正常化しても、このまま節電できれば家計も助かるのだが、電力が再び逼迫する夏に節電するには一層の努力が求められる。稲川淳二氏の大車輪の活躍を期待したい。(HK)

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