Editor's Room

itoh.com の舞台ウラをリアルタイムにご報告します。

2011年1月14日(金) 「最近食べたおいしいもの」

昭和の時代、おいしい食べ物といえばビフテキであったらしいが、ビーフステーキの大衆化とともにビフテキという言葉も死語になった。ちなみにビフテキとはビーフステーキの略ではなく、フランス語の「bifteck」がなまったものであることは、今日はじめて知った。bifteckの和訳は何なのかはおおよそ予想がつくものの、私の淀みに淀んで苦し紛れにでっち上げたフランス語の和訳を、その苦労も認めず「あら?あなた、ずいぶん日本語不自由ねえ。留学生?」と嫌味を垂れたフランス語ババア教師を思い出すので、あえて調べない。最近食べたおいしいものはいちごである。柄にもなくいちご狩りに連行されたのである。掃き溜めに鶴という言葉があるが、私がいちご畑にいる姿はお花畑にゴキブリである。だがゴキブリになるのは都合いいことで、意地汚くいちごを貪ることができるのだ。いちごだけでお腹いっぱいになるのは初めてだ。だが鵜みたいに一度飲み込んだものを、また吐き出せれば、家に帰ってからもいちごを楽しめたのだが。ヒト科の今後の進化に期待したい。(HK)

最近、大阪のお土産に蓬莱の豚まんをもらった。「懐かしい~」と思いながら、セイロまで出して温めて食べた。セイロのおかげでほのかに竹の香りがし、さらに豚まんの風味が増して、なんとも美味しかった。たぶんくださった方の意図としては「ご家族でどうぞ」ということだったのだろうが、なんと一箱、全部一人で食べた(さすがに一度にではない)。食べたら、今度は蓬莱のあんまんが食べたくなったので、生協で購入。残念ながら豚まんほどじゃなかったので、今度は家族にも分けてあげた。ここまで書いて、自分の意地汚さをこれほど露呈していいものかと思ったが、事実なので、このままエディターに載せてもらおう。(M)

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