Editor's Room

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2010年12月10日(金) 「青春を思い出す1曲」

年齢がバレることを覚悟して書く。私の青春を思い出す曲はH2Oの「想い出がいっぱい」だ。1983年の曲らしい(そんな古かったんだ・・・)。知らない人も多いかもしれないが、ぜひ、若い方にも聞いてもらいたい。この曲を聴くと、今でも胸が締めつけられるような気持ちになる。変わってしまった自分に気が付くからなのか、その頃の自分を思い出すからなのか。歌詞の意味は、当時よりも大人になってからのほうが、ちゃんと理解し、解釈できるようになった気がする。歌詞に出てくる「大人の階段」っていうのを、私は知らない間に上っていたんだなあ、などと考えてしまう。若いっていうのは、それだけで素晴らしいことなんだと、この原稿を書きながら実感した。たまにはこの曲を聴いて、はるか昔に戻ってみるのもいいかもしれない。曲が終わったら、現実に戻ってこないといけないのがツライけど・・・。(M)

今まさに甘酸っぱい青春を謳歌したいので思い出の曲と問われても困惑する。最近の若者に流行っているらしい曲をとりあえず挙げると、植村花菜の『トイレの神様』だろうか。どういう曲か一度も聞いたことないし、歌手も知らないのだが、テレビで話題になったので挙げてみた。ただ三十代半ばで青春を謳歌したいなどというのは、世間一般的な軽薄な言葉で言うと「キモい」。青春時代に青春を侮蔑し、あえて青春をしてこなかった、または必然的に出来なかったのだが、青春時代に想定される年代のときに聞いていた曲は、やはり小室である。我々は小室世代である。青春?そんなのどうでもいい。「yeh yeh yeh yeh yeh wow wow wow wow」だ。同い年の従兄弟が結婚式二次会でTRFの「EZ DO DANCE」を踊り狂っていたのを見て、やはり我々は小室世代だと確信した。(HK)

音楽年齢40代の私は、Mの原稿を読んで「大人の階段の~ぼる~」と心の中で熱唱した。次にHKの原稿を読んで「EZ DO DANCE (hoo!)」と心の中で掛け声をかけたのだが、それは実年齢が小室世代だからなのだろう。私が中学生の頃、世の中はバンドブームだった。プリプリ、LINDBERG、ジッタリンジン、X…どれを聞いても、あの当時のことを鮮明に思い出す。教室の片隅で、部活の行き帰りで、よく歌っていたなぁ。それから、なぜかWINKの「淋しい熱帯魚」も忘れられない。部活の先輩Kちゃんが、完全振り付きで歌っていたっけ。練習試合の合間にも突然踊り出し、あまりの上手さに他校の人もみんなで拍手喝采。何度も見ていたせいで、みんなもだんだん踊れるようになっていった。ふと思ったが、たぶん今でも踊れるような気が…。(YK)

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