Editor's Room

itoh.com の舞台ウラをリアルタイムにご報告します。

2010年7月30日(金) 「お化け屋敷」

お化け屋敷には何回か入ったことがある。恐くて気持ちのいい場所ではないが、なぜか楽しい。中に入っても、結構冷静だったりするので「どういう作りなんだろう」と観察する。「よくできているなあ」と思ってみていたら、本物の人間が仮装で、その人(お化け)に追いかけられて恐かったこともある。お化け役の仕事って楽しいのだろうか。人を驚かせるのは楽しそうだけど、お化けの格好で暗闇でじっとしているのは大変そうな気もする。お化け役をやった人にぜひ、聞いてみるか、一度、自分でお化け役をやってみたい。(M)

エディターMがお化け役をやったら、子供が泣き叫ぶ阿鼻叫喚の地獄絵図だろうが、私がお化け役をしたところで、多分のっぺらぼうしかできないのではなかろうか。しかもあまりの人畜無害ぶりに子供に嘲られ、涙ぐみそうだ。しかし一度お化け屋敷でアルバイトして、周りの者を招待して、恐怖のどん底に陥れたいという希望はある。むろん心臓が剛毛に覆われている連中ばかりだから、子供相手に涙ぐむような私には到底太刀打ちできないだろうが、恐怖のどん底に陥ったらビールを1杯おごってやるといえば、いじきたない連中は恐怖のどん底に陥る演技ぐらいはするだろう。その姿をを虚心坦懐、無垢の目で見れば、連中が心底恐怖におののいているように思えて、私は満足するだろう。(HK)

私が唯一足を踏み入れることができるお化け屋敷は、ディズニーランドのホーンテッドマンションだと思う。西洋の幽霊は日本のそれよりなんとなく怖くないし、乗り物に乗っていれば自動的に出口までたどり着くからだ。あれを「お化け屋敷」と呼ぶのは少し違和感があるけれど。ホーンテッドマンションにいるキャストのお姉さんが着ている衣装がとってもかわいいので、子どもの頃そこでアルバイトをしたいと思っていた。でもある時「もし閉園後にひとりぼっちで片付けとかやったら、やっぱり気持ちが悪くてイヤだよなぁ」と気付いてしまい、思い直した。(YK)

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