Editor's Room

itoh.com の舞台ウラをリアルタイムにご報告します。

2010年5月21日(金) 「学食」

少し汗ばむ陽気となった今日、みなさまはいかがお過ごしでしょうか?私はこの原稿を、オシャレなカフェの近くにある、木漏れ日が全く射さない地下の学食の蛍光灯の白々した光の下、大学生が騒いでいる横で、食べ終えたどんぶり、そばつゆとネギの臭いを漂わせながら書いています。オフィスの向かい側に大学があり、13時以降は我々のような一般サラリーマンにも開放されるため、昼休みの時間がずれた折は愛用させていただいています。思い起こせば、大学生の頃、昼休みを跨いで校内に留まることはなく、また昼に起きていたせいでエネルギー消費が少ないせいか、昼は目覚めのコーラを飲むだけで、夕食のみの一日一食の食生活を送っていました。一汁三菜の食生活を送った徳川将軍吉宗公もさぞかしお喜びとなる食生活だったと思います。社会に彷徨いだしてからは活動時間が長くなり、昼食を食べなけばやっていけない身体となってしまいました。学生時代よりも今の方が学食に縁があるのは不思議なものですが、私は食事にお金をかけるより、その分をコーラや趣味に回します。そして、私の信条に合わせるように、すぐそこに学食があるのです。(HK)

学生の頃、学校の近くに下宿していたので、午後一番の授業がない限りは家に帰っていた。ゴロゴロしてから午後の授業に出る(もしくは出ない)のが日課だった。それでもたまには学食に行き、当時から地元では有名だった「伝説のチーズケーキ」を食していた(現在は羽田空港などで買えるらしい)。たまにしか行かなかったが、学食に行くと必ずといっていいほど、英文講読のH先生がナポリタンを食べていた。他のものを食べているのを見たことがない。100%の確率でナポリタンだった。友だちもそう言っていたので、多分毎日、ナポリタンを食していたと推測される。「名物」でもなく、驚くほどおいしいわけでもないオーソドックスなナポリタンをH先生はこよなく愛していた。おかげでナポリタンという文字を見るだけで、今でもH先生を思い出す。そして何となく、懐かしい気持ちでナポリタンを頼んでしまう。私にとっては「学食=チーズケーキ、ナポリタン」となる。変な組み合わせだ・・・。(M)

わたしの通っていた高校には、学食がありました。学食だけ使うという生徒は多くなく、ほとんどの生徒がお弁当と学食を併用(?)していました。わたしは学食はあまり使いませんでしたが、学食の入口に入っているパン屋とお弁当を併用していました。2時間目が終わると持ってきたお弁当を食べ、お昼にはパン屋の菓子パンを食べる毎日。それも2つくらい。そして、部活が終わると、先輩と一緒に甘味屋に行く。あの頃、なんであんなに食欲があったんだろう。そして体重も気にしないで、食欲のままに食べていて、なんで平気だったんだろう。思春期だったのに、、、。振り返ると不思議です。大学では、学食にはあまり行きませんでしたが、カフェみたいな場所にはよく行きました。学食には男子が多く、そのカフェには女子が多かった。書いていて、そこでよくホットサンドを食べていたことを思い出しました。懐かしい。(C)

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