itoh.com の舞台ウラをリアルタイムにご報告します。
2010年4月30日(金) 「あなたはそば派? うどん派?」
冷たいものが食べたいときは、そばを選ぶこともあるが、あたたかいものの場合は100%うどんを選ぶ。麺つゆにはそばが合うが、温かいだし汁にはうどんが合う気がする。うどんのほうが伸びにくいし、鍋の〆としても、やはりうどんが合う。以前、神楽坂にあるお店に行った。古くからある名店らしい。ここで出てくるうどんには声を失った。名物だということだが、とにかく太い。ほとんどつゆとからむこともなく、ただ小麦粉のかたまりを噛み続けている感じだった。クセになればなるのかもしれないが、あごが痛くなるうどんに初めて遭遇した。うどんのコシは大切だが、あれは若干行きすぎのような気がする。私は関西方面の生まれなので、“関東のつゆは真っ黒でしょっぱい(真っ黒なわけがないが…)”と言われて上京した。だが実際にそう感じたことは一度もない。関西地方のうす~い色のおだしもいいし、関東の少し濃いめのおだしも好きだ。というわけで私は絶対的に「うどん派」らしい。(M)
麺種差別を徹底的に廃し、麺類皆平等社会の実現に向けて奔走しているわけでもないが、麺類は分け隔てなく好きなのは、ひとえに私の麺類に対する博愛主義によるところだ。そして素直な性格からか、私は料理の国籍や店の看板に従順であり、素直である。イタリア料理ならパスタであり、ヴェトナム料理ならフォーであり、中華料理ならラーメンであり、韓国料理なら冷麺である。どれも美味い。ラーメン屋という看板が出ている以上、食べるものはラーメンであり、「蕎麦屋」なら食べるものは蕎麦である。関東の駅では「立ち食い蕎麦屋」となっているので蕎麦を食べ、関西の駅では「立ち食いうどん屋」となっているので、うどんを食べる。蕎麦かうどんかは関東と関西の文化圏の違いといわれている。私は在東京埼玉人であるから、うどんよりも蕎麦を食べるのは自然の理だ。だが何派と問われれば、麺派と答えたい。博愛主義と書いてしまった手前上。(HK)
小さい頃はうどんのほうがずっと好きだったのですが、いまは、そばのほうが好きかもしれません。一番好きなのは天せいろ。とはいえ、鍋焼きうどんは好きだし、京風のきつねうどんも好きだし、カレーは絶対にうどんがいいし、うどん派といわれると、うどん派のような気もする。悩ましい。いずれにせよ、外で食べるときは、そばよりうどんのほうが、はずれが少ないような気がします。というか、うどんのほうが、おいしいのとまずいのの落差が小さいというか。おそばのまずいのは、食べられたものではありませんから。うーん、どっち派かという問題については結論が出ないけど、やっぱりいまは、そばかな。(C)
私は、確実にそば派です。理由その1:身近なところにそば屋はたくさんあるが、うどん屋はほとんどなかったから。関東の人間なのでこれは仕方ありません。最近は都内でも讃岐うどん屋さんを見かけますが、それでもまだそば屋の数にはかないませんよね。そして、理由その2:親戚がそば屋だから。子どもの頃から、お正月やお盆などに親戚が集まると、必ずそばを食べました。英才教育のおかげで(?)今では立派なそば好きです。ただし弊害があって、どこの店でそばを食べても、それなりにおいしいなぁとは思うのですが、なんとなく物足りなく感じてしまう。私にとって「そば=親戚のそば屋」となってしまっているんですね。別物だと思って食べています。(YK)