Editor's Room

itoh.com の舞台ウラをリアルタイムにご報告します。

2009年11月20日(金) 「忘れ物」

忘れ物をしたとき、必ず頭の中で「♪忘れ物は何ですか?見つけにくいものですか?カバンの中も机の中も探したけれど見つからないのに 忘れ物は何ですか?まだまだ探す気ですか?夢の中へ夢の中へ行ってみたいと思いませんか?ウフッフ~」という井上陽水の「夢の中へ」歌がリピートで流れるのは私だけではないはずだ、と思っていたところ実際の歌詞は「忘れ物」ではなく「探しもの」であることを指摘された。私の20数年間をどうしてくれよう。頭の中でいつもこの歌を歌っているほど忘れ物に対する認識が軽すぎるため、忘れ物をすることは多い。小学生のときも忘れ物をして立たされることがあったが、この歌を頭の中で歌っていたから反省の色はないし、救いようがない。最近の忘れ物は財布だ。朝、駅の改札でパスネットを出そうとして気付くのだ。家に戻るときも必ず「♪忘れ物は何ですか」と歌っている。(HK)

何年前か忘れたが、女3人で京都に紅葉を見に行ったことがある。出発する数日前に、そのうちの一人(以下Rとする)の家に遊びに行った。Rは旅行に持っていくものをリストにしていた。リストには持っていくものだけでなく、旅行前にやるべき行動までが書かれていた。「カーテンを閉める」、「○○を食べきる」など、通常はリストにしないようなことまで網羅されていたが、Rが変わった人なのは知っていたので、特に驚きもしなかった。ふとリストに目をやると「MB 40」という項目があるのに気づいた。私は「“MB 30”ってなあに?」と聞いてみた。「あれ、何だっけ?」と答えるR。しばらく沈黙が続き、Rが「あ~!綿棒だ!」と言った。綿棒を“MB”と略すことにも、それを忘れてしまうことにも驚いたが、2泊3日の京都旅行に40本の綿棒を持っていくことにもっと驚いた。このように用意周到なRだが、なぜか忘れ物もよくする。一緒に海外旅行をしたときは、帰りのチケットを忘れたと言って騒ぎだし、前夜に二人がかりで閉じたスーツケースを、空港で全開したというエピソードも持っている。などと言っている私も最近、忘れ物が増えた。いつもカバンの中をゴソゴソやっている。これからますますこういうことが増えるんだろうなあ・・・と思うと悲しくなる。(M)

今朝のことです。家を出て、信号を渡ったとき、「携帯を持ってきたかな?」と、ふと思いました。かばんをのぞいたところ、携帯の姿はなし。スカートのポケットに手を突っ込んでみましたが、そこにもない。いつもだったら必要ないので、そのまま出かけてしまうのですが、今日は約束があったため、必要かなあと思い、家に戻ることにしました。家に戻って、ありそうなところを探しましたが、どこにもない。やっぱりかばんの中かなと思い、再度探してみましたが、それでもない。どこにも見つからないので、自宅の電話で電話をかけました。すると! なんと自分のおなかから着信音が聞こえるではないですか。飲み込んでいたわけではありません。携帯は、ショートコートのポケットの中に入っていたのでした。スカートのポケットは確認したのに、コートのポケットは確認しなかったんですよね。笑ってしまいました。(C)

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