Editor's Room

itoh.com の舞台ウラをリアルタイムにご報告します。

2009年10月23日(金) 「観光旅行」

旅行は大きく分けて、観光派とリゾート派に分かれる。間違いなく私は「観光派」である。のんびりするのも魅力的だが、それは家でもできる。せっかく旅行に来たのなら、その土地にしかないスポットを見てみたい。美術館や博物館を回るのも楽しいし、歴史的な場所を訪れるのもいい。地元のスーパーやドラッグストアも欠かせない(これが観光かどうかは怪しいが)。できるなら旅先では一人で行動したい。もちろん目的が合えば、一緒に行くが、興味が違うなら、別行動の方がいい。というわけで、友だちと海外旅行に行くと、日中は別行動で夕飯は一緒にというパターンが多い(もしかして、変?)。毎年何回もハワイに行く友人がいる。目的はのんびりすることらしい。私はハワイに行ったことがない(リゾート地にはほとんど行かないため)。でもその友人を見ていると、ハワイに行ってみようかという気にならなくもない。いつになるか分からないが、次回の旅行はハワイにしてみようかと思っている。(M)

Mのいう「観光派」と「リゾート派」で言えば、わたしは「リゾート派」。たしかに、のんびりするだけなら家にいても同じだというのは正論だが、わたしの場合、のんびりできないなら、とくに旅行には行きたくない。以前、そういう話を同僚にしたら、「それは年寄りの意見だ」とバカにされた。人は年をとると、のんびりしたくなるのだと言う。とはいえ、もちろんわたしも、観光旅行に行ったことはある。たいてい、家族旅行だったり、人に誘われたりして出かけるのだが、美術館を巡ったり、遺跡を訪ねたりして、それはそれで、とてもよかったな、と思う。ただやっぱり、自分から観光に行こうとは決して思わないので、面倒に感じても、観光旅行の誘いにはできるだけ乗っておこうと思うのである。なんだか、どちら派なのか、書いていてわからなくなった。本質は「リゾート派」です。(C)

私の場合、「リゾート派」から「観光派」になりました。昔、目的やペースの合わない人と観光に行ってしまいお互いに嫌な思いをした経験から、観光は難しいなとずっと思っていたのです。しかし大人になり、今ではエディターMのように楽しく観光する方法を見つけることができました。別行動万歳! でも実は、今「自然派」の気分になりつつあります。視界360度の砂漠とか、神秘的なオーロラとか、サバンナの野生動物とか、「地球ってスゴイ!」を思い切り体感したい。しかしなかなか過酷な環境なので、一緒に行ってくれそうな人がいないのが課題です。別行動もできそうもないし。(YK)

観光旅行というのは私にとって人生最大の喜びである。できることなら一年中観光旅行をしていたいところだが、それでは放浪だ。私の将来の夢は旅行作家だ。ちなみに呑気なことに休暇をもらってタヒチに来ている。これもタヒチで書いている。旅行の楽しみは非日常性であり、意外性である。さっそくiPhoneを南太平洋に沈めたのだ。ホテルの部屋に海面が見えるガラステーブルがあるのだが、それを開けた拍子に、吸い込まれるように落下していったのだ。タヒチの海は吸い込まれるような鮮やかなエメラルドグリーンだが、本当に吸い込まれていくとは予想だにしていなかった。とはいえ観光旅行は楽しい。これが東京湾とかに沈めたとかなら地団太を踏むところだが、今は「まあ仕方ないか」という心境にすぎない。おそらく日本が近づくにつれて、現実が徐々に身を包んでいくのだろう。(HK)

itoh.comトップ > エディターズ・ルーム > 2009年バックナンバー

go Pagetop