Editor's Room

itoh.com の舞台ウラをリアルタイムにご報告します。

2009年8月28日(金) 「付録・おまけ」

我々世代にはビックリマンチョコについていたシールに熱狂した時期があった。山本浩二・衣笠祥雄に熱狂していた私は、プロ野球チップスのおまけについてくるプロ野球カードに熱狂し、ビックリマンチョコが欲しいがゆえに、チョコを捨ててシールだけを抜き出す行為の横行にに義憤にかられ、シールと交換にチョコを救済したものだった(浦島太郎が亀を救うために子供達にお金をあげるシーンと方向性はだいたい同じだ)。最近はデアゴスティーニの「週刊●●」シリーズが付録の代表格であろう。「週刊安土城」には大いに惹かれた。ただ110週かけて完成させほど忍耐強くないし、作りかけの模型を維持するだけのモノを大切にする心も持っていない。どうせ1ヶ月もしないうちに酔っ払った弾みで壊してしまうのがオチだ。あのシリーズを完成させた人はいるのだろうか。いたら素直に敬意を表したい。(HK)

最近のお菓子はおまけがメインで、いいわけ程度にガムが1個だけ付いているものがある。これでは、もうどちらがおまけか分からない。先日見たニュースでは、ブランドとのコラボによるエコバッグ付きの雑誌が、売れに売れていると言っていた。これもまた本末転倒だ。小学生の頃、私は学研の「科学」と「学習」を買っていた。もちろん付録欲しさだ。考えてみれば、おまけや付録とは不思議な存在である。「ついでに・おまけに」という感じを残しつつも、実はメインアイテム、みんなの注目の的なのだ。控え目な中にも漂うメイン張りの存在感。こういう人になれたら素敵だろう。ちなみにHKの書いているデアゴスティーニだが、あの付属物が付録だとは考えたこともなかった。あれは堂々、メインを張れる立派な商品だ。といっても、安さにひかれて、創刊号を何回か買っただけである。←きっとこういう人は多いはずだ。(M)

スターウォーズのファンなので、ペプシにスターウォーズ出演陣のキャップが付録になっていたとき、たくさん買いました。ペプシは他の人にあげていました・・・。そしてキャップもいつだったか欲しがる人に全部あげてしまいました・・・。(MT)

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