Editor's Room

itoh.com の舞台ウラをリアルタイムにご報告します。

2009年4月3日(金) 「新人のときの失敗」

きっといっぱい恥ずかしい失敗をしているはずなのですが、新人のころとなると、ずいぶん昔のことなのでなかなか思い出せません。でも1つ強烈な間違いをしたことがあって、それは忘れたくても忘れられません。少し仕事にも慣れて来て、しばらくしたころのこと。取引先の方が電話で自分の会社の場所を伝えてくれたことがありました。「目黒の雅叙園って分かりますか?」と聞かれて、「ああ! 焼肉屋の!」と即答した私。・・・。しばらく沈黙が流れました。もうお分かりですね。私は「雅叙園」を焼肉屋の「叙々苑」と間違えたのです。「いえ、結婚式などができる雅叙園です」と相手は丁寧に教えてくれました。すぐに自分の間違いには気付きましたが、もうその後は何を話したかまったく覚えていません。相手の方には、さぞかし食いしん坊に映ったでしょう。しばらくして目黒に行くことがありましたが、駅からしばらく歩いたところに「叙々苑」を発見。お店の看板を見ただけで、恥ずかしくなりました。(M)

実はいったいいつが自分の新人時代なのかよくわかりません。でもなんとなく昔の失敗に思いをはせみました。するとあまりに多すぎて、申し訳なさに一人うなだれてしまうのでした。間違った文章のFAXを取引先に何通も送ってしまったり、コスト感覚が無いために高い材料を大量購入してしまったり、パソコンのコピー&ペースト機能を知らずにひたすらべた打ちしてしまったり、常識はずれの高値で中古品を買い取ってしまったり。経営者の皆さま、本当に申し訳ありませんでした。しかしいつの間にか、見よう見まねでなんとなくビジネス用の文が書けるようになったり、パソコンを使えるようになったり、コスト感覚が身についたりしてきました。といってもまだまだ知らないことばかりですが。「そこから学ぶことができれば、失敗は成功である」(「リーダーシップ名言手帳より」)そうなので、失敗したら何か学んで成長しよう!という姿勢でこれからも生きていこうと思います。(MT)

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