Editor's Room

itoh.com の舞台ウラをリアルタイムにご報告します。

2008年5月30日(金) 「好きな音」

理由はわからないが鹿威し(ししおどし)の音が好きだ。いわゆる日本庭園にある「カコーン」と音のするアレだ。と思って調べてみたら、私が好きなのはアレは鹿威しの中でも、添水(そうず)というらしい。鹿威しにはカカシとかも含まれるとか。知らなかった。正式名称も知らなかったくせに言うのは多少気が引けるが、あの音を聞くと、身が引き締まって、背筋が伸びる気がする。「カコーン」という音ひとつで、周りの空気まで変えてしまうから不思議だ。昔の日本人はすごいと思う。それと同時にお見合いのシーンが浮かぶ。添水の音の中がする場所で、お見合いするとうまくいくかもしれない。お見合いをしたことがないので、ドラマの影響だとは思うが・・・。どなたかうまくいった経験のある方はご連絡ください。歳をとったら、田舎に住んで手作りでいいので庭に添水を置きたい。耳が遠くなってて聞こえなかったら悲しいけど。(M)

東北新幹線や上越新幹線の上り列車の大宮駅到着前の「大宮の次は上野に止まります」という英語のアナウンス "The stop after Omiya will be Ueno."が好きだ。埼玉に戻ってきたと実感できるのもあるが、何といっても"Ueno"の発音が好きなのだ。普通の読み方なら真ん中の「エ」にアクセントを置いて読むのだろうが、「ウ」の発音にアクセントを置いて読んでくれるのだ。どっちでもいいだろうと意識の低い者は言うだろうが、意識の高い私はこだわる。「エ」に発音を置くと、「ぅえ~~の~」とだらしない若者がのような話し方で非常にイラつく、私を見ているようで。それが先頭の「ウ」に発音があると、「うぇの」と長音がなく非常に切れ味鋭く耳心地がいい。ところで地名の発音はどうやって決めるのだろうか。例えば私の心の故郷である浦和は非常に残念ながら「ぅら~~ゎ」と発音するのだ。上野と浦和でアクセントの位置を変える論拠があるのだろうか。その点東武線の特急は迷いがない。英語アナウンスでも春日部、東武日光、鬼怒川温泉などの駅名はアクセントのない日本語読みなのだ。そのせいでアナウンスは非常にたどたどしく思えるが、その辺が東武らしい。英語の発音について書いたが、私の英語力は中学レベルだ。大学に進学できたのはひとえに辞書持込可だったからだ。むろん英語を話すときに、アクセントにこだわってはいられない。単語も出てこなくてボディランゲージをメインに話すので。(HK)

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