itoh.com の舞台ウラをリアルタイムにご報告します。
2008年5月9日(金) 「深夜番組」
深夜番組は試験的に行われる番組が多く、割と過激だったりするので面白い。深夜だから・・・といった独特の解放感と雰囲気がある。(最近は朝5時に起きるため、深夜番組と縁遠くなってしまった。寂しい。)毒の強い番組、かなりマニアックな番組も多いが、たまに懐かしい(そしてそれほどヒットしなかった)映画も深夜番組の定番である。録画してまでは見ないけど、放送されていたら見てしまうような作品だ。最近、「スターマン/愛・宇宙はるかに」(サブタイトルがちょっとどうかと思いますが)が放送されていた。1984年の古い作品で、一応名作とされている。私にとっては英会話学校に真剣に通っていたころ、教材として使っていて、思い入れの深い作品でもある。もちろん放送を見ることはできなかったが、タイトルを見ただけで当時のことを思い出した。いつかまた「深い時間」の番組を楽しむ生活をしてみたい。その日を夢見て頑張ろうっと。(M)
テレビはあまり見ないが、深夜0時をはさんだ時間帯はテレビを見ることが多い。マニアックさ、やる気のなさに視聴者をバカにしているのかと眉をひそめるわけではなく、等身大の番組として毎晩大きな笑い声を夜の埼玉に響かせない程度に笑っている。とはいえ深夜番組は視聴率がいいと、ゴールデン進出などと私を失望と落胆の淵に追いやることが不満である。私にとってゴールデンタイムなどテレビを見る時間ではないが、問題は時間の移動ではなく、ゴールデンに進出した番組は例外なく一般大衆や子供に媚びて、深夜番組独特の雰囲気が霧散してしまうことだ。ゴールデンに進出した元深夜番組に問いたい。キミ達のポリシーは何だったのだと。ゴールデン進出したとたんに、大衆に迎合し、金になびき、大衆受けしそうな企画を乱立し、じきに飽きられ、消えていく。深夜番組時代にファンだった私にとってはなんとも寂しいのである。その点で、「タモリ倶楽部」が最高だ。至高だ。私のマニアックな心を揺さぶるばかりではなく、「1年や2年観たからっていい気になるんじゃないよ!」と言い切るなど、私の理想とする深夜番組そのものだ。ただ金曜日の夜だと飲んでいることが多く、「タモリ倶楽部」の時間には家に帰っていないことが多いのが惜しいところだ。深夜はたまにNHKやBSでやる現代史をテーマにしたドキュメンタリー番組を見ることがある。重い内容のものだと夢で出てくるのが怖い。だが見てしまうのは私がMだからではない。(HK)
家にテレビがないので、テレビをほとんど見ない。テレビのない生活が当たり前になってくると、出先や人の家などでついているテレビに驚いて、つい見入ってしまうことがある。昔の人がはじめてテレビを見たときの気持ちは、こんな感じだったのかもしれない。驚き、高揚感、そして恐怖。それまで何十年もテレビを見続けていたのに、大げさに聞こえるかもしれませんが、本当なのであります。数年前のお正月に実家に帰ったときは、夜八時頃から一人でテレビを見続けた。 NHKの実験バラエティー番組、英会話番組お正月スペシャル、北アフリカの国々を紹介するドキュメンタリー、海外ドラマ「シャーロック・ホームズ」そして深夜にまとめて放送されたこれまた生物ドキュメンタリー「プラネット・アース」。ずっとテレビの前に座っていたら、いつの間にか夜が明けていた。なにをやっているのだ自分は、と愕然としつつ、あまりにおもしろくてめずらしくて興奮して、電源を切ることができませんでした。自分の人生でテレビを見続けた最長記録。ショッキングな記憶として、今でも脳に刻まれている。深夜番組と関係なくてすみません。(MT)