Editor's Room

itoh.com の舞台ウラをリアルタイムにご報告します。

2008年2月29日(金) 「最近、驚いたこと」

先日、「夢の対決!サンプラス対フェデラー」という本当に夢のような一戦が放送されました。それほどテニスに詳しくない方でも2人の名前は知ってますよね? 私はテニスを見るのが大好きで、去年入院していたときも、朝方までウィンブルドンの決勝戦を見ていて、看護婦さんに怒られたほどです。かつて私はサンプラスが大好きでした。そして今はフェデラーを応援しています。(圧倒的に強い選手が好きらしい。)どちらを応援しようかとドキドキしていると、試合が始まりました。驚いたのは、サンプラスのサービス。スピードといい、コースといい、まったく衰えていませんでした。引退して4年、35歳になった彼のプレーのキレの良さに驚き、感動すらしました。エキシビジョン・マッチだったため、フェデラーが本気を出したかどうか分かりません。しかしサンプラスのプレーは全盛期を彷彿させたものでした。もう1 点驚いた(というかショックだった)のは、サンプラスの髪の毛事情です。引退する前から危険は感じていたのですが、あそこまで進んでしまったとは・・・。でもそれを差し引いても(?)サンプラスは偉大な選手です。(M)

大阪にある有名なダイビングスポットの名前を冠したお好み焼きチェーンに行った。場所はお好み焼きの本場大阪ではなく、鋳物の本場埼玉県川口市だ。一人の若い女性アルバイト店員が我々のテーブルに注文を取りにきた。イケメン揃いのテーブルの注文を取ろうとアルバイト間での激闘死闘を勝ち抜いて注文を取りにきた勝者である。勝者には敬意を払わなければならない。我々は丁重かつイケメンとしての威厳を損なわないように「もち明太子チーズ」やドリンクバーを注文した。店員は甲高い声を発した。「お飲み物お持ちします!」「はい、お飲み物お持ちします!」。ドリンクバーを頼んだのに・・・えー?と唖然としていると、再度「お飲み物お持ちします!」、しばらく彼女の発する言葉の意味が分からず、「ああ、この人は我々のあまりのカッコよさに緊張してしまっているのだ」と状況をむりやり理解しようとした。とはいえ言葉のキャッチボールはまるでできていない。もう一度「お飲み物お持ちします!」(最初の言葉から1分は経過している)で、ようやくドリンクバーの最初の飲み物は店員が持ってくるシステムであることをメニューを読み返して理解した。「最初のお飲み物はお持ちしますが、何がよろしいでしょうか?」と言えば、「コーラなみなみね」とスムーズなコミュニケーションとなる。イケメン揃いのテーブルでコミュニケーションの失敗を痛感した彼女は挽回しようと躍起になった。彼女は注文の品を持ってきた旨を我々に報告する。「ごはん熱々です。」、「スープ熱々です。」、「お漬物熱々です!」、「コーラも熱々です!!」・・・人間味なくマニュアル化されたことが多いこの世の中で、マニュアル化されていると思い込んでいる人の人間としてのぬくもりに触れることができて、心温かくなり、明日への活力になった、、、わけないだろ!(HK)

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