Editor's Room

itoh.com の舞台ウラをリアルタイムにご報告します。

2008年2月8日(金) 「お店を持つとしたら・・」

私は夢想主義者ではなく、現実主義者だ。「お店を持つとしたら・・・」なんて架空の話で夢を広げている場合ではない。「お店を持たなければならない」と思いつめている。状況は緊迫している。我が草サッカーチーム初のオリジナルグッズとしてタオルマフラーを3年前に作ったのが、その在庫が大量にあるのだ。お金の問題ではない。邪魔で仕方ないのだ。棚の上にタオルマフラーがぎっしり詰まった巨大なダンボールが鎮座している。偉そうに、茶色いダンボールのくせに何様だといいたくなる。軽薄な雑誌に掲載されていそうな「特集!モテる男の部屋」にはあまりに程遠い状況だ。ただ幸いなことに私はモテる男ではないので、そのような特集に迎合する必要はない。打開策として周りにプレゼントするという手も考えられるが、私がデザインしたせいで、雑巾に使われるのは目に見えている。我がチームの魂のこもったタオルマフラーが雑巾になるのはあまりに忍びない(我がチームの魂など雑巾にも劣るという意見もある)。新しい選手が加入するたびにユニフォームと一緒に買ってもらうのだが、年に1~2人しか入らないので、在庫がなかなか減らないとなると、残された道はオンラインショップしかない。我がチームのウェブサイトには一応オンラインショッピングのコーナーを開いたのだが(ネタとして)、、、1件も販売したことも、問合せもなく、サイト内のアクセス数も他のコンテンツと比べて圧倒的に少ない。タオルマフラーだけでなく、携帯ストラップ、ユニフォームなど我がチームのマニア(私)にはうってつけの商品を取り揃えているが、1人しか興味を持たないことからマニア向けすぎたかもしれない。そして草サッカーチームのくせにオンラインショッピングを設けている得体の知らないチームということで、対戦相手を見つけづらくなったというデメリットまで発生している。ただ自信を持っていうが、年間2万枚売れるという浦和レッズのユニフォームよりも、我がチームのユニフォームの方がカッコイイ自信はある、私の目から見て。それなのに我がチームのユニフォームが1枚も売れない理由は単純だ。ブランド力だ。ブランド力さえ何とかなれば、、、とりあえず社会人リーグに入れるよう、下手の横好きの私は引退しなければならない。そうしたら100年後には1枚は売れている自信がある(私が客として購入する可能性も想定して)。(HK)

私がお店を持つとしたら、エクササイズグッズのお店にします。お店の店頭には世界中から探してきたグッズを置きます。そしてお店の奥にスペースを作って、ヨガなどのレッスンも行います。世界中から有名インストラクターを招待して、ワークショップなんてやったりもします。グッズはインターネットでも買えるようにしたいです。(書いているだけで楽しくなってきました。)そしてそのうちオリジナルグッズを作り、そのブランドがエクササイズ好きの間で密かにヒットして、どのスポーツジムに行っても誰かが着ているのを見かけるくらいの人気になります。そうこうしているうちに全国のジムから「うちにも商品を置いてほしい」というオファーが来るようになりますが、「うちは店舗とネットでやっていくんで」と断ったりします。(たぶん、現実だと断らないでしょう。)しかし妄想って楽しいですね。そうだ、特別にエディターHKデザインのタオルマフラーは置いてあげましょう。(M)

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