Editor's Room

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2007年10月26日(金) 「パソコン」

仕事ではWindowsを使っているが、プライベートではMacを愛用している。いうなれば二刀流で、私のことを現代の宮本武蔵と呼んでいただいても全く構わないのだが、周りの人間は見る目がないのか、誰も私のことをそのように呼んでくれない。現代の宮本武蔵が初めてのMacを買ったのは大学生だった8年前だった。iMacが出た当初のスケルトンで丸っこいデザインのもである。今までのパソコンのデザインを根底から覆した革新的デザインに魅了されて購入したのだ。このiMacをきっかけとなって「センスのいい人」という評価を期待したことも否定はしない。結局、現代の宮本武蔵はMacだけではセンスがいいという評価はもらえないことを痛感し、試験の際は試験情報のファイルを私だけ開けなかったり、ゲームがないといった不都合まで生じた。しかし、それでも Macを手放そうどころか、Macと心中しようとさえ思う。とにかくデザインだけでなく、機能面も大変使いやすい。それにMacのブランド力に完敗してしまったのである。Macに乾杯である。現代の宮本武蔵の部屋にあるMacは掃き溜めに鶴のような気もしてならないが、Macのない部屋などただの部屋だ。新しいOS「Mac OS X Leopard」が本日18時より発売開始だという。先日ソフトバンクに携帯を変えて、予定していたドコモのバカ高い機種変代がまるまる浮いている。そそられる。(HK)

いまから約20年前、わたしは大学で英文タイプのクラスをとって、ブラインドタッチの練習をした。その頃買ってもらったオリベッティの英文タイプは、いまはどこに行ったのだろう。英文タイプはほぼ使わないまま、ワープロに移行。大学を卒業して留学するときには(92年頃)、買ったばかりのキャノンのキャノワードを持っていった。あの頃はまだまだワープロの時代だった。初めてパソコンを触ったのは、20代後半(95-6年頃)。使ったパソコンはIBMの ThinkPad。ちょうどその頃、NECのなんとかボードというパソコン(?)を人から譲ってもらって、メールも始めた。そのなんとかボードのOSは、MS-DOSだった。こうして振り返っていると、「あの頃の三種の神器は、、、」と親の世代が振り返るのと、なんだか似ている。いまの大学生にとってはパソコンとかインターネットなんて、ほんとにあたりまえだろうから。パソコンになって、通信以外でもやれることは飛躍的に増えてるはずなのに、なんだかやっていることはワープロの頃とあまり変わらない気がします。ちなみに、まったく関係ないですが、パソコンや携帯の機種 をときどき変えるのは、脳の刺激になって老化を防ぐらしいですよ。(C)

わたしの周辺にはAppleのMacを使っている人しかいなかったので、世の中のパソコンはMacしか無いのだと思っていた。だから自分のパソコンを買うときも、当然Mac。数年後に、Macが実は大いなるマイノリティであることに気づいたときの衝撃は、わたしの胸に小さくも深い傷を残しました。ところで、はじめて買ったパソコンはPowerMac7200というもの。懐かしい。その後、オレンジ色の貝殻の形をしたiBookに買い替え、それが化石となるまで何年も何年も使っていました。あまりにOSが古く、周辺のMacピープルとMacに関する会話がまったく成り立たなくなって数万年後、ぴかぴかの白いiMacを購入。OSも、8.6からいきなり10.4に飛んで浦島太郎。興味の無い人にはわからない話題で申し訳ありません。今はiPhoneが欲しいです。来年日本で発売されたらきっと買うと思います。(MT)

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