Editor's Room

itoh.com の舞台ウラをリアルタイムにご報告します。

2007年10月12日(金) 「マラソン」

「人生はマラソンみたいなものだ」といえば名言っぽいのだが、そんな疲れる人生は嫌だ。もっと安穏に「人生は動く歩道みたいなものだ」といえるぐらいの人生が最も望ましい。来週末にあるマラソン大会に参加する同僚に囲まれているから、このお題になってしまったが、私のマラソンの経験など中学校で終わった。それ以来マラソンをしようなどとはつゆにも思わない。だいたいマラソンは個人競技であることが気に食わない。私はチームスポーツを愛する。ゴールに向けて一緒に汗を流す仲間たちがいるのは実に良い。例えばシュートをミスした場合は「相手のゴールキーパーはさすがだ。あのプレッシャーのかけ方はプロ並みだ」と褒め称え、パスミスをしようとも「凡人には天才のスルーパスのラインなんて見えないよな」と、どんなミスをしようと他人の責任に転嫁できるのだ。そして仲間のミスにはここぞとばかりに批判もできる。それに比べてマラソンはどうだろうか。例えば足がもつれて転んでしまった場合、誰のせいにするのだ。アスファルトの舗装のせいにするのか、それとも靴のせいにするのか。私は道具のせいにするほど小さな人間ではない。他人のせいにするのだ。(HK)

今月、マラソン大会に参加します。マラソンを走るのは高校以来ですから、十数年ぶり(ほとんど二十年ぶり‥‥)。世の中ではマラソンが流行っているそうですが、わたしの周囲にも今年から走り始めた友人が何人かいます。先日友人同士で集まったときに、「今度は○○の大会に出る」とか、「○○というメーカーのウェアがいい」などの話題が飛び交って驚きました。そんな中、運動と無縁だったわたしもついにマラソンデビュー。初心者はひざを痛めやすいから、ウォーキングで慣らすなどして早めに準備を始めたほうがいい、と先輩ランナーたちに助言されましたが、何もしないまま数週間が経ちました。まずいです。今日から走ろうかな(と、毎日言っている)。ちなみにウェアだけは、ばっちり準備してあります。数年前に購入した、ピンクのラインが入った紺色のジャージと、ピンクのスニーカー。これでベストドレッサー賞を狙います。(MT)

今朝、スタッフのHさんが息を切らしてオフィスに入ってきた。妙に顔も白っぽいので、体調が悪いのかと思い「だいじょうぶ?」と声をかけたところ、「階段を上がってきたんです」という答え。オフィスは6階にあるので、階段で上がってくるのは、それなりの運動量です。Hさんはとても細いのですが、ダイエットでもしているのかな? と思ったら、来週の5キロマラソンに備えて体力づくりをしているというではありませんか! 彼は元陸上部。全盛期には、100メートルを12秒台で走ったというツワモノです。いま、トレーニングをしている時間がないので、せめて階段を使って体力づくりをしているとのこと。さすが心得が違います。ちなみにわたしもそのマラソンにます。生まれてこの方、5キロなんて走ったことがありません。わたしはいまから心の中で、歩く準備をしています。(C)

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