Editor's Room

itoh.com の舞台ウラをリアルタイムにご報告します。

2007年4月6日(金) 「わたしの不思議体験」

霊感がまったくない私は、金縛りにも一度もあったことがありません。霊感の強い人は、いろいろなことを感じるそうですが、「ふぅん、そんなもんなんだ」という感じで、いつも他人事のように聞いています。そんな私ですが、1度だけ不思議な体験をしたことがあります。もう5年以上前になるでしょうか。私は友人と湘南あたりの道をドライブしていました。湘南なんてほとんど行かないのですが、たまたまお天気のいい日で、少し足を伸ばして、海岸線をドライブしていました。すると私は、道路の右端に、緑色の顔の人が立っているのに気づきました。服はぼろぼろで、髪の毛は長く濡れていました。でも目の錯覚だろうと何も言わずに通り過ぎたとき、一緒にいた友人が「今、見た?」と聞いてきました。友人も同じ人を見たのです。しかも友人には、顔が紫色に見えたそうです。引き返して確認しようかどうか、迷いましたが、結局少し怖くなってそのまま帰りました。今でもあれは何だったんだろうと不思議でなりません。もしかしたら、いろんなものを見ていても、無意識のうちに気のせいということにしているのかもしれません。(M)

霊感がまったくない私は、金縛りにも一度もあったことがありません。霊感の強い人は、いろいろなことを感じるそうですが、「それって勘違いなんちゃう?」という感じで、どこか冷めた感じで聞いています。エディターMの文章をそのまま引用することによって字数を稼がなければならないほど、不思議な体験をしたことがない。現実をありのままに受け入れるタイプなのだ。エディターMの海岸線の道路にボロボロの服を着て、髪の毛は長く濡れていて、緑色の顔をした人が立っていたことも、私が解釈するとこうなる。海を泳いだ直後の古着好きな人の顔に昆布かワカメか藻がこびりついていたと。妄想が現実化した体験がないため、どうしても厳しい現実を直視するしかないがゆえの悲しい宿命として、私をしてリアリストとならしめたのだ。(HK)

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