Editor's Room

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2007年2月23日(金) 「四字熟語」

まず浮かぶ四字熟語が「四面楚歌」って、すさんでいるのでしょうか・・・。まあ、高校の漢文の時間にしっかりと勉強したからということにしましょう。四字熟語って簡潔ながらもしっかりとした意味を持っていて、その言葉が出来た背景なども伝わる素晴らしい言葉だと思います。というわけで、ネットの四字熟語辞典を熟読しました。知らないものもたくさんあって、奥深い世界だなぁと思いました。まず浮かんだのは「四面楚歌」でしたが、好きなのは「以心伝心」かなあ。仏教用語からきているそうですが、空気や雰囲気を読んだりするのが得意(じゃない人もいますが)な日本文化にぴったりの四字熟語だと思います。(M)

コーチ・トゥエンティワンの商品に、「Eコーチング」というものがあります。これは、30日間もしくは60日間、メールで毎日テーマに応じた質問が送られてくる、というサービスです。つまりメールによるコーチングです。このサービスがスタートした頃、わたしもその制作に携わっていました。そのチームで商品開発のミーティングがあり、みんなでアイディアを出し合ったことがあります。そのときわたしが提案したのが、「四字熟語Eコーチング」。まあ、コーチングっていうより、ティーチングなんですが、「1日1回四字熟語を使おう!」という(わけのわからない)テーマで、四字熟語とその使い方を毎日メールで送る、という内容です。制作チームのみんなの同意を得たので、作成に取り掛かるために「四字熟語辞典」という書物を購入しました。どんな四字熟語があるのかとパラパラページをめくっていたわたしの目に留まったのは「二股膏薬」という四字熟語。これは、「定見がなく、あっちへついたり、こっちへついたりすること」という意味です(漢検『四字熟語辞典』)。つまり、「あの人はこうもりみたいな人だ」というようなケースで使うということでしょう。この熟語、どうしてそういう意味だかわかりますか? これ、理由がふるっていると思うのです。股のあいだに塗った薬は、歩いているうちに両足のあちこちにくっつくから、というのが、その理由。おかしくないですか? なかなか使う機会がないのですが、いつか使ってみたい。でも使ってみても、あまり感心されそうな響きの熟語じゃないですよね、、、。(C)

四字熟語はMの言うとおり奥深い世界だと思います。勉強したいと思わせる魅力に満ちています。さきほどインターネットで検索中に、「面向不背」という四字熟語を知りました。どこから拝んでも玉中の釈迦像が正面を向いて見えるという珠の名が由来で、どの角度から見ても美しいことを意味するそうです。これでふと思い出したのが、ずうずうしいようで恐縮ですが自分の頭。美しいという意味ではなく、形。わたしは丸顔なのですが、単に正面から見た顔が丸いだけでなく、上から見ても横から見ても、どこから見ても丸いのです。つまり球体。ところでバレンタインデーのご報告ですが、お隣のNさん(無類のチョコレート好き・ただし別チーム)には、同僚のHさんと出資し合い、チョコレートを贈りました。 (MT)

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