itoh.com の舞台ウラをリアルタイムにご報告します。
2007年2月9日(金) 「バレンタインデー」
バレンタインの甘じょっぱい思い出話は、かつてこのページに書きました。懐かしい。ところでわたしの通う会社では、毎年女性社員全員でまとめてチョコレートを買い、男性社員に手渡すことが伝統行事でしたが、今年からは「各自思い思いにやる」という新システムが導入され、「何も考えず、流れに乗って楽しく気楽にやりすごす」ことができない状況となりました。おそらくチーム毎に何かしら準備することになると思うのですが、気になっているのが今わたしのお隣の席に座っているNさん(男性)。なぜなら先日、Nさんがチョコレートを食べながら、「ぼく、チョコレートに目がなくて」と、つぶやくのを聞いてしまったから。Nさんとは、席は隣だけれどチームは別。この場合どうしたらいいんでしょうか。伝統行事復活を願う。(MT)
テレビの料理番組で紹介されていたチョコレートのお菓子を作ったことがあります。レシピどおり作ったはずが、恐ろしく甘くて固い物体が出来上がりました。時間も手間もかかったので、迷った挙句、思い切って彼にあげることにしました。(今考えると勇気ある行動です)。甘いものがそれほど好きでない彼は、少し食べて、それを冷蔵庫に入れました。「少しずつ食べる」と言いながら。ところがいつまでたっても、そのチョコは冷蔵庫に入ったまま。そうこうしている間に、彼は引っ越しをしました。引越しの後、「チョコは引越しのとき、捨てたんでしょ?」と私が聞くと「全部食べた」と彼。それからバレンタインが来るたびに、「あのチョコ、捨てたんでしょ?」と聞いてみましたが、絶対に「全部食べた」と彼は答えていました。許せるかわいいウソもあるんですね。今でもいい思い出になっています。(M)
アメリカ的価値観と日本的価値観の齟齬なのだろう。万年最下位のチームを2位に躍進させたアメリカ人監督だったが、彼と確執のあった日本人GM は「2位で終わったから」と解任したのだ。結果を出したアメリカ人監督を惜しむ声は多く、日本人GMと球団フロントに非難は殺到した。これが有名な1995年のシーズンオフに千葉ロッテマリーンズで勃発したバレンタイン対広岡達郎の騒動である。私はいしいひさいちの「タブチくん」の影響で広岡ファンなので、当時は広岡派を自認し、さらには福岡ソフトバンクホークス(当時はダイエーホークス)ファンなので、ライバルチームの失態にほくそえんだものだ。これが別にいい思い出というわけではない。ちなみに当時の私は高校生。中学以来男子校生活とはいえ、バレンタインデーは非常に身近な存在であった、妄想の世界では。とはいえ、現実の世界でも家のポストにチョコレートが入っていることもあった、同級生のTくんの話だが。私はTくんの非常に腹立たしい自慢話を聞いては、来年こそと決意を新たにし続け、今に至る。(HK)