itoh.com の舞台ウラをリアルタイムにご報告します。
2006年9月29日(金) 「スイーツ」
一番好きなスイーツは、ロールケーキです。中にフルーツなどが入っている少し凝ったものも好きですが、スポンジと生クリームだけというシンプルなロールケーキが私の好み。シンプルなだけに、なかなか「これは!」というものに出会えなかったりします。今までで一番おいしいと思ったのは、友達が買ってきてくれた地元のケーキ屋さんが作っているロールケーキです。その名も「純生ロール」。ふわふわとしたスポンジの間に軽い生クリームが挟まっていて、絶妙な軽さがたまりません。やわらかいため、切るときに型崩れして、きれいに切れないのが難点ですが、ひとりで一本食べられそうです。ロールケーキは他のケーキに比べて値段もお手ごろ。なんとなく懐かしい感じもして、食べているととても幸せな気持ちになります。スイーツは身体にはあんまりよくないんだろうなと思うのですが、一生やめられそうにありません。(M)
最近、スーパーやコンビニで見つけたら、必ず買うようにしているのが、ハーゲンダッツアイスクリームのエスプレッソ味。これが、なかなかお目にかかれないのです。エスプレッソは季節限定バージョンじゃないのに、いつでもあるわけじゃない。なぜなんでしょう。ハーゲンダッツのエスプレッソはとてもおいしいので、わたしは人にも薦めまくっています。これがおいしいことを教えてくれたのは、わたしの姪。実家にアイスクリームをお土産に買って帰ったときに、当時6歳の姪が、「ゆいちゃんは、これ」とエスプレッソを手に取り、「おいしいんだよ~」と言いました。一口もらってみると、6歳の女の子が好むとも思えない、苦みばしったコーヒー味。姪の味覚をナゾに思いながらも、わたしはすっかりエスプレッソにはまったのでした。姪は、ハーゲンダッツの抹茶も大好き。あれもなかなか濃くて渋い味です。ちなみに姪の3歳くらいからの好物は、タクアン、こんにゃく、切干大根。姪は10歳未満にして、ババくさい味覚の持ち主です。(C)
高校生のとき留学先のオーストラリアで突然お菓子作りに目覚めました。レシピ本を読んだり、ホームステイ先のホストマザーに教えてもらったりしながら、放課後や週末にせっせと焼いては家族や友人に食べてもらっていました。その中で、もっとも評判が良く、また自分でも気に入ったケーキが「アーモンド・オレンジ・ハルバ・ケーキ」という、オレンジ、アーモンド粉、セモリナ粉(スパゲッティに使う硬質の小麦粉)を使ったケーキです。ある日、いつものようにそのケーキを焼いていたときのこと。オーブンに入れてウキウキと焼き上がりを待っていました。いい匂いが漂ってきて、ついに完成。期待に胸を膨らませつつオーブンの扉を開けると、そこに鎮座していたのは、今まで見たこともないようなぺちゃんこのケーキ。型から外して切ろうとすると、固くて包丁の歯が立ちません。何が起こったのかまったくわからず呆然としていたところに、出かけていたホストマザーが帰ってきました。「どうしたの?」「わからない、いつもと同じように作ったのに‥‥」。そう答えながらセモリナ粉の入った容器を手に取ると、そこには小さく「ゼラチン」の文字が。なんと小麦粉と間違えてゼラチンを入れてしまったのです。鏡餅のように固くて重く焼き上がったわたしのケーキは、その後「見せ物」として数日保管されたのち、廃棄処分と相成りました。合掌。あれ以来、ゼラチンを見てもセモリナ粉を見ても、哀れなケーキと哀れな自分を思い出してはそっと涙ぐんでしまいます。皆さん、ゼラチンとセモリナ粉の見間違いにはくれぐれもお気をつけください。そっくりですから。(MT)
スイーツというとオシャレなシロガネーゼ(死語?)が「私のとっておきのスイーツは●●のロールケーキ。仕事でがんばっている自分への最高のご褒美です」と語ってそうなイメージがするが、ダジャレが好きなサイタマリアンも同じようなことを語ることができる。「私のとっておきのスイーツは森永のラムネ。仕事でそれほどがんばっていない私への最高のご褒美です」(言葉尻を捉えて仕事をがんばらなきゃいけない状況に追い込むのは反則)。確かにラムネは私にとって最高のスイーツだ(ラムネはスイーツに入るのかという定義の問題は無視)。口の中に入れた瞬間に広がる、あの爽快感!そしてホロリと舌でとろけていく、あの感覚!ジャンクフード好きな私にとっては毎日食べても飽き足らないとっておきのスイーツである。ところで昨日、ほとんど一人で残業していて一段落ついたところで、自分に対するご褒美のスイーツとして取っておいた柿ピーを食べようと思ったのだが、知らぬうちに誰かに食べられていて、袋の残骸だけが残されていた。心底ガッカリした。(HK)