itoh.com の舞台ウラをリアルタイムにご報告します。
2006年9月15日（金） 「ストレス」
わたしは、よっぽど好き勝手に生きているように見えるのか、まわりの人に、よく「Ｃさんは、ストレスなんてないでしょう」と言われます。つい先日も「Ｃさんは肩こりなんて、縁がなさそうだねー」と言われました。確かに、まわりからみれば、言いたい放題、やりたい放題に見えるのかもしれませんが、わたしだって言いたいことをがまんするし、やりたいことだってがまんします。仕事や人間関係において、ストレスを感じることはもちろんあります。自分のストレスの度合いを他人と比べることはできないので、もしかしたら本当に人よりはストレスを感じない方なのかもしれないと思ったりすることもあります。それでも、疲れて肩や背中が痛くなったり、それこそからだの具合が悪くなったりすることもあるので、「ストレスを感じないでしょう」と言われるのは、あまりうれしくないんですよね。だからといって、「いつもストレス高そうだね」って言われるのもいやですねえ。複雑だ。それから、実は上司に「君がストレスの原因だ」とよく言われます。機嫌の悪いときに聞くとムッとしますが、機嫌のいいときに言われると、これがちょっとうれしかったりするんです。変なものです。（Ｃ）
何年か前に、突然両足首が腫れて歩けなくなったことがあります。抱えられるようにして車に乗り込み、病院で診てもらったものの原因は不明。病院の先生は「おそらくストレスでしょう」と言いました。それまで、ストレスとは一体何だろう、ストレスという言葉が無ければストレスは存在しないのでは、などと考えていたのですが、はじめて「そうか、わたしもストレスってやつを感じて生きているんだなぁ」と思ったのでした。そのことを人に話すと「そりゃＭＴにだって、ストレスくらいあるでしょう」と言われ、急に一人前になった気がして、ちょっぴり嬉しかったのでした。しかし普段長ズボンばかり穿いて足首を出さずに生活していたので、足首がどれだけひどく腫れているかを、通常との比較で人に伝えられなかったことは残念でした。（ＭＴ）
一度、円形脱毛になったことがあります。ストレスというストレスもなく、原因は分からず。経験者の友人に、聞いてみたところ、数ヶ月前のストレスが身体に現れるとのこと。思い返してみると・・・。当時、私は、ある同僚に悩まされていました。小さなオフィスで、人が辞めてしまったこともあり、数ヶ月間は私と彼女だけでした。彼女はそれまで会ったことのないタイプで、人の噂話以外の話はしない人でした。私は、大声で話す彼女のどうでもいい話に一日中、相槌を打っていました。食事のマナーも私が苦手な感じでした。肘をついて、音をたてながら食べ、時にテーブルに落ちたものを手でつまんで食べるのです（ちなみに女です）。仕事は押し付ける、上司にだけはいい顔をする。しかし２人きりの職場です。相手を嫌いになっては、やっていけません。というわけで、私は無意識的に相手のことを苦手だと思わないようにしていたのです。数ヵ月後、新しい人が入り、その濃い関係に終止符が打たれました。ホッとしたときに現れたのが円形脱毛でした。自分のストレスを見て見ぬ振りをしていたため、身体が悲鳴を上げたのです。それ以来、ストレスからは目を背けずに、しっかりと認識するようにしています。でも、脱毛した部分が消えていく（つまり毛がはえてくる）ときって、なんとなく寂しいから不思議なものです。笑（Ｍ）
いつもニヤニヤ、ヘラヘラしているせいで、誰も気付いてくれないが私でもストレスを感じることがある。仕事やプライベートでストレスとなることといったら、枚挙にいとまない。そしてストレスがたまると私の身体のどこに異常をきたすかというと胃である。胃が重くなり、ジクジク痛み出すのだ。周りの人間は「おまえのようなのほほんとしたやつがストレスを感じるわけがない。どうせコーラを飲みすぎたか、酒の飲みすぎだ」などと嘲笑するが、幼稚園に入る前から炭酸飲料を愛飲することによって徹底的に鍛え上げた私の胃が、コーラや酒ごときでやられるわけがない。どう考えても原因はストレスだ。以上、ここまでの話の流れで、ストレスを感じることのできる私はウサギのように繊細で愛くるしい存在であることは万人が認めるところだと思うが、やはりストレスを全く感じない強靭な人間になりたいという思いもある。しかし、ストレスのない人生はありえるのか。ストレスの原因となるのは主として他人である。しかし、だからといって人と接しないで絶海の孤島で人との接触を断ったら、孤独がストレスとなるに違いない。寂しいウサギは死んでしまうのである。自分で自分のことをウサギと例えることがストレスとなってきた。気持ち悪い。（HK)
