Editor's Room

itoh.com の舞台ウラをリアルタイムにご報告します。

2006年9月8日(金) 「口癖」

口癖といえるかどうかわからないのですが、よく指摘されるのは「だいじょうぶ」という言葉。人が何か心配しているときに、「だいじょうぶ!」とか「だいじょうぶですよ」とよく使うのですが、伊藤さんにはいつも「その責任感のない響き!」と言われます。もちろん言うときは、本気で「だいじょうぶ」と思っているんですけどね。人に言うだけではなくて、自分自身にも言い聞かせているところがあります。でも確かに、「だいじょうぶ」と言うとなんとなく安心するから、そう言うことで、問題点を見ないようにしているとも言えるかもしれません。(C)

なかなか自分の口癖に気づくことは難しいと思います。でも友達と話していて、自分でも良く使っているのが「超○○」という表現かもしれません。誰かが使っているのが移ったのか、流行っているときに使っていて、そのまま定着したのかは分かりませんが、あまりいい口癖ではないと思っています。直したいのに、なかなか直らないあたりが、口癖たるゆえんでしょうか。口癖とは少し離れますが、オンラインチャットで話しているとき、私はよく倒置法を使っています。「さっき送ったよ、ファイル」とか「やっぱり良かったよ、あの映画」など、気がつくと倒置の文章ばかり。これもやっぱり癖なんですね。そういえば、「変な」が口癖の友人がいました。いいときも、悪いときも「変な」を形容詞として常に付けるのです。あるとき「Mのその変な服、いいね」と彼女に言われ、なんとも複雑な思いを抱いたのを覚えています。褒めたつもりなんだろうけど・・・。笑 (M)

私は風見鶏でカメレオン人間なので、友達の口癖がすぐに移ってしまう。「ありえない」が口癖の人と友達になれば「ありえない」が口癖になり、「超○○」という人が近くにいれば、それが私の口癖となる。一時期友達が広島弁がマイブームとなり、それに便乗して「●●じゃけんの」というのも口癖となったこともあった。しかし以上の例は全て周りからの影響であり、私のオリジナリティがない。本来、口癖とはアイデンティティーだ!(勢いで書いたので、意味は私もよく分からない) 自分にも口癖がないか、しばらく考えてみて私はようやく見つけることができた。えー、私の口癖はその、つまりなんていうか、えっと、とりあえず・・・。私は「えっと」、「えー」、「あー」、「うー」、「その・・・」、「とりあえず」が口癖である。こういうのは話すスキルの問題でもあるが、口癖といってもいいほど私の口から発する言葉の中に「えっと」などが頻発するのだ。一例を挙げるとすれば、私は日本国内で最高峰の弱さを誇る草サッカーチームで傀儡のキャプテンで、大切な試合の時などキックオフ前に円陣を組んでチームメートに気合を注入しなければならないのだが、私は「えっと、じゃあ、まあ、とりあえずがんばりましょう」。その瞬間、チームメートの闘争心がガラガラと瓦解していくのが目に見えるのだが、口癖なので仕方ないとチームメートには思っていただくしかない。どうせ、フォワードの選手がシュートを外しまくって負けるのだから(ちなみにその選手とは私)、いくら私が円陣で拙い発言をしても影響ないのではないか。ただどっちにしても負ける要因は私なのだが。(HK)

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