itoh.com の舞台ウラをリアルタイムにご報告します。
2006年8月11日(金) 「夏といえば」
夏といえば、、、スイカ、入道雲、夕立、花火、浴衣、盆踊り、トマト、ひまわり、きゅうり、扇風機、蚊取り線香、水羊羹、カキ氷。夏の風物詩はいろいろありますが、どれもなんだか少し懐かしさを感じるものばかり。扇風機や蚊取り線香なんて、普段の生活では縁がないのに、夏というと思い出します。わたしは夏の夕立が大好きです。入道雲がもくもくとわきあがり、空が暗くなったかと思うと、大雨がざーっと降って、そしてまた晴れ上がる。雨露にぬれた木々が、夕日に照らされてきらきら光り、ミーン、ミーンと蝉の声が響きわたる。夏の夕立って、そんなイメージです。子どもの頃は、確かにそういう夕立がよくあったけれど、最近東京では、局地的な豪雨が降るばかりで、きれいな夕立を楽しめなくなりました。残念。(C)
夏といえば、なんといっても海です。といっても思い出ベースですが。私は海に囲まれた場所で育ちました(実際は海まではちょっと遠いけど・・・)。だから夏を思い出すと、常に海がそこにあります。浴衣、バーベキュー、キャンプ、スイカ割り、花火、ビーチバレーなど、普通の人が楽しむことは一通りやりました。うう、あの頃はさわやかな人だった。ところが今は夏と言っても、紫外線から逃げ回る日々。海なんてとんでもない。プールも室内プールしかいかないほどです。普段の外出は、帽子をかぶり、日傘を差し、日陰を探して歩き回る。いつの間にこんな不健康な人間になってしまったのか・・・。というわけで、今の私は「夏といえば、紫外線」という感じですね。(M)
私も海に近いところで育ったので、夏になると海を思い出したいのだが、海に近いというのは内陸県の埼玉において最も海に近い町であるということなので、夏を思い出しても、そこには海がない。埼玉の夏といえば、熊谷のせいで暑いという印象をもたれるが、私にとって夏といえば暑苦しい汗である。汗、汗、汗。中学と高校は都内の男子校に通っていたのだが(この時点で埼玉から離れるので文章の論理的に破綻するが、自由に書ける場「エディターズルーム」ということでご容赦いただきたい)、夏場の汗臭さといえば、それはもう。。。クーラーは受験を控えた高3の教室にしか付いておらず、高2までの夏場は本当に灼熱地獄だった。体育や昼休みの後はもちろんのこと、一番ひどかったのは柔・剣道のあとである。なにせ汗の臭いがしみついた胴着や防具がクラスの人数分あるのである。その汚臭といったら、それはもう。。。クーラーのない教室では汗もひくわけもなく、授業中でも着替えた制服までも汗だくにし、汚臭に耐えかね、うなされて目覚めてしまうのであった。そして目覚めたら、暑さに耐えかねてパンツ一丁で授業を受けている、やんちゃな旧友の姿が。さらに暑苦しくなるのである。しかし汗に関しては、今でも炎天下の中サッカーをやったりするので、人並み以上に汗をかく機会は多い。そして未だに汗臭さや暑苦しさから卒業できないでいる。Cさん、Mさんのさわやかな夏を台無しにして、暑苦しい終わり方になってしまって、ごめんなさい。(HK)