Editor's Room

itoh.com の舞台ウラをリアルタイムにご報告します。

2006年7月28日(金) 「ゲーム」

ハマりやすい性格のため、ゲームを始めるとずっと続けてしまいます。自分でもそれが分かっているので、なるべくオンラインゲームなどに近づかないようにしています。子供の頃、人生ゲームをよくやりました。今思い返すと、いかにもよくできたゲームだったなあと思います。まず職業を選んで(というか、ルーレットに運を任せ)、結婚し、家を買い、子供も生まれる。ゴールへ速くたどり着こうとする人、地道にお金をためながら先を目指す人、それぞれです。ゲームってとにかく性格が出ます。そういえば大人になってから人生ゲームをやったことがあります。当時、私が付き合っていた人は、ゴールした後、車に乗せている人を換金するときに、「子供を売ってまで勝とうとは思わない」と換金を拒否しました。最下位だったのに満足そうでした。ゲームって本当に性格が出ます。笑(M)

ゲームは、なぜかほとんどしません。テレビゲームはもちろん、カードゲームやボードゲームもしません。小さい頃、それこそ30年ほど前、任天堂からゲームウォッチ(という名称だったような?)という代物が発売されました。弟がミッキーマウスのゲームウォッチを買ってもらって、それを取り合ってやっていた記憶があります。それから一時、家族でモノポリーにはまっていた時期もありますが、その時期もごくごく短い。コンピュータゲームなんて、まったくやったことがない。なぜなのかなーと思います。ひとつには、家族があまりゲームに興味がないということがあります。また、性格的に飽きっぽいとか、集中力に欠けるということも関係あるかなあと思います。昨今のテレビゲームやネットゲームについてはいろいろ言われますが、カードゲームやボードゲームは知性を育てるという話を聞くこともあり、うちの家族はやっぱり知性と縁がないのか、、、と悩んだりすることもあります。(C)

私が中学生の頃、ゲームに関しては二つの潮流があった。「ストリートファイター」や「バーチャファイター」をやりに、校則を犯してゲームセンターに通ったあげくに学校側に見つかり停学処分を食らう者が多数いる一方(なぜ捕まりやすい学校近くのゲームセンターに彼らが通っていたのかは今でも謎だ)、ゲームセンターに行く勇気がないか、アーケードゲームに興味のない者はパソコンのシュミレーションゲーム「信長の野望」、「三国志」にはまる。私は後者だった。中学、高校を経て大学生の頃まではまっていた。「信長の野望」では私は織田信長や武田信玄、上杉謙信といったメジャーな大名ではプレーしない。まずは足利義昭を選び、すぐに他国に戦争を仕掛けて、わざと負けて義昭を葬る。そして細川藤孝(幽斎)を後継者に選び天下取りを目指すのだ。非常にマニアックなのだが細川幽斎が一番好きな戦国武将だからだ。凄惨な戦国の世において、古今伝授の唯一の伝承者として落城寸前に天皇の勅命で命を救われたエピソードは「芸は身を助ける」という諺通りでカッコイイ(私がカッコイイと思う基準は、他の人とはだいぶ異なる)。マニアックな私は「信長の野望」、「三国志」の他にも、「ベストプレープロ野球」というシュミレーションゲームにもはまった。このゲームには友達とオタク的にはまった。既存のプロ野球チームではなく、全12球団全てのチーム、選手をエディットして(例えば愛媛県新居浜市を本拠地とするパータリガンダーラ新居浜というチームを設定したり)、実際のプロ野球同様、 1年かけてペナントレースを戦ったりしていた。本当にバカだったのだ。ちなみに私は自分が大好きなので、自分自身を松坂並みのエースに設定していたのだが、その割にはホームランをよく打たれたりしてノックアウトを食らったものだ。データでは設定していないはずなのに私の性格の軽さと、打たれ弱さが乗り移ったとしか思えない。ゲームがなくては一日たりとも生きていけないような人生を歩んできた私だが、ここ数年はほとんどゲームをすることがなくなった。ゲームをやりたいと思う気持ちは十分にあるだけに、大人になったと思いたいが、そうではないだろう。いったんゲームをやり始めると止まらなくなるのが恐いからである。ゲームはクリア出来ても、社会人をゲームオーバーしてしまいそうなので、手を出さないようにしている。古今伝授は身を助けるが、ゲームは私の身を滅ぼすかもしれないのだ。(HK)

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