Editor's Room

itoh.com の舞台ウラをリアルタイムにご報告します。

2006年6月23日(金) 「ラーメン」

私は小さいころ、ラーメンが嫌いでした。当時はカレーも嫌いでした。その二つの何がいやだったかというと、食べているときに汗をだらだらとかいてしまうから。いまだに、熱いものや辛いものを食べると人並み以上に汗をかく方なのですが、小さいころはとにかく、必要以上に汗をかいてしまうその2つの料理(?)が嫌いでした。よく、子どもの好きな食べ物として、カレー、ラーメン、ハンバーグなどが挙げられますが、それを見て不思議な気もちになったものです。いまでも汗をかくことには変わりはないのですが、20歳を過ぎた頃から、両方とも大好きになりました。食べられるようになってみると、世の中になぜラーメン好きが多いのか理解できるようになりました。ラーメンって、なんだかものすごく食べたくなるときがある。不思議な食べ物ですよね。(C)

私は基本的には味噌ラーメン派。とんこつも醤油も塩も好きだけど、お店で食べるときは味噌が多い。私にとって、ラーメンは夜中の食べ物で、5年位前までは夜中の2時とかにラーメンを食べに行ったりしていた。当時はそんなことをしていても、太ることはあまりなかった。しかし、今、そんなことをしたら恐ろしい事態に陥る。翌日、絶食しないと取り戻せないだろう。たまに、夜中にものすごく食べたくなるが、いつも死ぬ思いで我慢している(大げさではなく、本当に必死)。ああ、おいしい味噌ラーメンを夜中の2時に食べたい・・・。ところで以前住んでいた駅の近くに、知る人ぞ知るちょっと有名なラーメン屋さんがありました。カウンター5席だけ。ここのラーメンは醤油で、すっきりした味で本当においしいのだが、普通に働いている人はまず食べられない。なぜなら平日の12時から16時までしかやってないから。これでやっていけるお店って、すごいと思いませんか?(M)

母校の正門を出て右手方向に約30メートル。「ラーメン二郎」の本店がある。「ラーメンではない、あれは「二郎」という別の料理だ」という説もあるほど、常識的なラーメンでは考えられないラーメンを食べに今も昔も、母校の学生はラーメン二郎を聖地のように崇め、詣でる。その要因とは中毒性。脂ギトギトの濃厚な醤油味のスープ(というより、スープと脂が分離している)、器からこぼれ落ちような超極太麺、そして麺と脂の上にボタ山のように高く盛られた野菜。そしてニンニク。そして「小」でも初心者はとても食べられないほどの量。。。最初にこれを食べたときは、飛び散った脂のシミでシャツをダメにして、胃腸は完全にへばり、気持ち悪くて私は授業に出ていられなくなり、敗北感に打ちひしがれながらスゴスゴと家に逃げ帰るしかなかった。もうこりごりだ、二度と食べまい、そう固く決意をした。しかし数日経つとじわじわと二郎を食べたいという欲求が抑えられなくなった。しかも、それは美味しいから食べたいのではなく、体が欲しているから無性に食べたいという麻薬中毒みたいなものである。私はジロリアンと呼ばれる二郎中毒者のように週に何回も行くようなことはなかったが、それでも卒業するまで二郎のラーメンの脂から抜け出すことは出来なかった。残念ながら社会人になってからは一度も行けていない。午前10時オープン、午後 4時クローズ。常に行列で昼時は50分待ちなんて。。。あー、行きたい!学生時代とは明らかに胃腸が弱っているものの、どうしても食べたい!そして脂の膜の張ったギトギトのスープを飲みたい!(HK)

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