Editor's Room

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2005年10月14日(金) 「10年前の自分を振り返って」

10年前に、私は初めて就職活動をして、勤め人になりました。大学を卒業してから、6年も経っていましたが、10年前に、いわゆる定職についたのでした。それまで、フリーターだったわけではありませんが、今から思うと似たようなものかも。大学を卒業してすぐに留学し、日本に戻ってからは、私立の中学・高校で、英語の非常勤講師をしていました。 そのまま教員になろうかと考えたこともありましたが、「やっぱりどこか違う」と思って、就職活動を始めたのです。新聞で見つけた国連関係の団体に応募。無事に就職が決まって、10年前の4月1日から、働き始めたのでした。懐かしい。私も人並みに働き始めて10年です。(C)

10年前の私はちょうど人生の転機に立っていました。長年勤めた会社を辞め、これからを考えている時期でした。そして今でもよく思い出す、ある意味、私にとっての出発地点でもあります。安定した(しかも割と高給な)仕事を投げ、私はどこに向かい始めたのか・・・。そういう意味では、今でもその目的、そして自分自身を探し続けているのかもしれません。会社を辞めて、私はアメリカに住み始めました。アメリカでの生活は本当に新鮮で、刺激的でした。習慣の違いからストレスもかなりありましたが、海外旅行では味わえないディープな部分も見られたような気がします。10年前の私は今の私をどう思うのでしょうね。頑張ったと言ってくれるのでしょうか? ちょっと心配・・・。(M)

10年前の私は高校3年生でした。大学受験を控えて黙々と勉強に勤しまなければいけない時期ですが、ひたすらサッカーをしていました。とはいえ下手の横好きの私にとって都大会1回戦負け常連のサッカー部でも雲の上の存在。真面目で将来のことをしっかり見据えることの出来る優秀な受験生が英単語などを覚えていたりする貴重な休み時間や放課後、今この瞬間の享楽しか頭にない不真面目で怠惰な私は猫の額ほどしかない狭い校庭で制服を汗だくにしてボールを追いかけていました。担任の先生に「受験生のくせに放課後サッカーばかりしているバカ!」と怒られたこともありますが、聞く耳持たず。センター試験間際まで身体を汗臭くしていました。結局、そのつけがまわって痛い思いをするのですが、10年経った今、その休み時間サッカーは一つのサッカーチームに昇華したことを考えると、それなりに有意義だったのかなとも思います。10年前からあまり成長していないだけかもしれませんが。(HK)

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