Editor's Room

itoh.com の舞台ウラをリアルタイムにご報告します。

2005年6月10日(金) 「マンガ」

この場を借りて、普段から憤っていることを書かせていただきます。マンガってやめられないのは分かります。先を早く読みたい気持ちも理解できます。でも、ものすごく混んでる電車で、必死にスペースを取ってまで読むなと、大きな声で言いたい!あの執念がどうしても理解できません。いつも「ここまでして読まないと、何か大変なことが起こるのだろうか?」と心の中で言っています。もう少し、周りのことを考慮してもらえるといいのになぁと思います。話は変わりますが、マンガ喫茶って行ったことありませんが、楽しそうな場所ですよね。私は新しい作品じゃなくて、懐かしいマンガに走りそうです。ところで「ガラスの仮面」って私が生きている間に終わるんでしょうか・・・?(M)

私は長女のせいか、小さいときはひどく生真面目な子どもで(いまでもそうです)、「マンガは悪い子の読むもの」と思っていました。ときどき買ってもらえる『小学1年生』とか『小学3年生』といった、学研から出ているお勉強マンガは許容範囲でしたが、それこそ『なかよし』、『りぼん』なんて、もってのほか。中学校になって初めて、そういう類のマンガを読みました。それでもすごくイケナイことをしているようで、コソコソ読んでいたような記憶があります。だから、今、みんなが懐かしいマンガの話で盛り上がっているときも、マンガの話には入れません。嫌いなわけじゃないのです。なんか罪悪感があるんですよね。ところで今日、デジタルマンガ家の方にお会いしました。彼は小さいときから文字が苦手で、本を読まずに、マンガばかり読んでいたそうです。今でも、びっちり文字の詰まった本を見ると、読む気が失せるんですって。私は、文字のびっちり入った、読み応えのある本が好きです。行間がすかすかの本を買うと損をした気がしちゃうんですよね。だから最近の作家の本は、どちらかといえば苦手。貧乏性かな。(C)

子どもの頃って何であんなにマンガが好きだったんでしょうね? 月1の雑誌(ちなみに私はりぼん派でした)が楽しみで。買ってもらった日ははりついて読んでたし、高校くらいまでは友達との貸し借りもよくしてました。実家には当時の有名どころはそこそこあります。でも、女3姉妹にもかかわらずなぜか少年漫画の方が多い(笑)。大学生になると、遊びの選択肢が増えたせいかパタっと読まなくなりました。話題になっている作品はみてみたいと思うのだけれど、たまたま漫画喫茶とかいっても、どれが読みたかったのか忘れてしまう。それでいつも後悔します。ちなみに、今まで読んだ中で私のオススメは「BANANA FISH」。有名な作品だから知ってる人も多いかもしれないですが、これは本当に衝撃的だったなー。少女漫画の域を完璧に越えてます。作者が女性だって知ったときは驚きましたから。名作中の名作。書いてる内に色々思い出してまた読み返したくなってきちゃいました。久しぶりに実家に帰るかな。(Y)

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