Editor's Room

itoh.com の舞台ウラをリアルタイムにご報告します。

2005年5月6日(金) 「色」

子どもの頃は好きな色が割とはっきりとしていましたが、大人になってからは「自分に似合う色=好きな色」になってしまったような気がします。初めてカラーコンサルティングを受けたのはもう10年以上前のことです。同じピンクやブルーでも自分に似合うトーンがあることを目の当たりにしました。目の色、肌の色、髪の色・・・。確かに人それぞれです。似合う色だって違うのは当然。似合わない色は顔の上で反射し、似合う色は顔にしっくりとなじむ。とても興味深い。アメリカではエグゼクティブにイメージコンサルタントがつく時代です。自分に似合う色を知ることは、セルフプロデュースという意味で、とても重要なのかもしれません。でも、髪の毛の色、変えたから似合う色も変わってるのかも。(M)

おもしろいもので、その時その時ではまる色というのがあります。これって何か心理的なものが関係しているのでしょうか? 基本的にファッションに表れるのですが、ちょっと前はvividなイエローのものばかりに目がいっていました。そういう時って、同じ黄色でも結構細かく、明確に「こんな色合い」っていうイメージがあるんですね。でも、今Mさんの文を読んでちょっとドキっとしました…。似合う色、はそこまで意識したことはありませんでした。ちょっと知りたい。ところで、今気づいたのですが、はまる色ってやはりファッション=身に付けるものが中心で、それ以外ではまた全く違う色を求めていたりします。例えば、部屋の全体のカラーなどはかなり不変的で、自然に落ち着く色を選択しているよう。空間に求める「色」はまた自己表現のそれとは違うのでしょうか。おもしろいです。(Y)

先日、美容院に行ったときに、美容師さんが大きな色紙の入ったファイルを持ってきました。「ここに両手を置いてみて」と言うので、言われたとおりに手を置きました。左右のページには両方とも黄色い紙が入っています。両方黄色といっても、違う色です。ひとつはレモンイエロー、もうひとつは山吹色に近い黄色。次のページには、同じように左右で違う青。次のページには、左右で違う緑。と次々にページがめくられ、私はその上に、両手を置いていきました。すると美容師さんが「やっぱりね」と言って、私の肌色はブルーベースだと教えてくれました。肌には、イエローベースの肌色と、ブルーベースの肌色があって、それぞれ似合う色が違うのだそうです。そのファイルは、通常、カラーリング希望の人が、髪色を決めるときに使うものだそうです。私はカラーリングはしていないのですが、もともとの髪の色がアッシュ系(?)で、それはブルーベースの肌に合う髪色だということ。美容師さんはそれが確認したかったらしい。元の髪色が、肌に合わなかったりしたら、いやですよねえ。よかった、合う色で。(C)

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