Editor's Room

itoh.com の舞台ウラをリアルタイムにご報告します。

2005年4月1日(金) 「エイプリル・フール」

エイプリル・フールという語源を調べてみました。諸説あるようですが、信憑性があったものを1つ。「エイプリル・フールというのは、稚魚が孵化したばかりの4月初旬、フランスの小川や川で魚が大漁となることと関係している。これらの稚魚は、釣り針とルアーだけで簡単にだませる。そのために、フランス人はこの魚を“ポワソン・ダヴリル(Poisson d'Avril)=4月の魚”と呼んだ。そして愚かな魚の大漁を祝う方法として、4月1日に人をだますことが習慣となった」だそうです。ちなみに私はよく人を引っ掛けます。例えば待ち合わせをしている友達の後ろからそっと近づき、かばんを引っ張る。友達は引ったくりだと思って、すごい形相で振り返ると私がいる。なんてことを忘れた頃にやってみたりします。「エイプリル・フールだから、騙してやろう」とはあまり考えていなかったのですが、せっかくなので今日中に何かできないかと今、思案中です。まずはターゲットを定めるところから始めよう。ふふふ。(M)

たった今、見事にやられました。3倍返しのカウンターをくらいました。普段は専ら騙され役な私。今日くらいいいだろうと、友達に軽いノリで「今日パンツはいてくるの忘れちゃった!」とメールしたのが始まりでした。そうしたら、まんまとつられてしまった友人A。まさかそんな簡単につられるとは思わなかった…。とりあえず、真実を書いて返信したのですが、そのすぐ後、またAからメールが来ました。文章の最後に「私、悩んだけれどやっぱり彼と結婚して一緒に暮らすことにしました。」といった感じの内容がサラリと書いてある。それは本当にびっくりしたけど十分にあり得る展開で、私は一瞬たりとも疑う余地もなく信じ、これまたびっくりするくらい熱く長い文章を送り返してしまいました。Aはその熱い長文に驚いたのか、すぐさま「ごめん…。」という返事をかえしてきました。こんなに見事にやられたのは初めてです。実に衝撃的なエイプリル・フールでした。(Y)

エイプリル・フールの今日、私の所属部署では今、みんなすっかり疲れきって、くたくたになっている。昨晩から「誰をだますか」という計画が練られ、ひとりひとりに役割がふられた。ところがその後、チームのボスが、よりよりストーリーにしようと、何度もストーリーを練りなおし、そのうちに、実際にだます場面になって、みんな、どういうストーリー展開になっていたのかわからなくなってしまった。その後も全員で一日中、あちらこちらで集まっては、新たなストーリーを練り、実際には混乱して、誰が誰をだましているのかわからなくなる始末。自分の席を立つのにも、戻ってきたら何かだまされるのではないかと、みんな疑心暗鬼。それですっかりくたびれてしまった。エイプリル・フールで、くたくたになってしまうこんなメンバーのいるチームが、私は好きです。(C)

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