Editor's Room

itoh.com の舞台ウラをリアルタイムにご報告します。

2005年1月7日(金) 「年賀状」

年賀状を書かなくなったのはいつごろでしょう。昔は何十枚というたくさんの年賀状を出していました。デザインも凝ったりして。でも気がつくとメールを多く使うようになっていました。年賀状って「1年に1度だけの交流」という感じがして、苦手なのかもしれません。なかなか会えなくても、本当に仲のいい人や大切だと思っている人は、ずっといい関係でいられると、なんとなく確信しています。そんな簡単なものでもないのかな・・・。少し不安。(M)

ここ三年ほど年賀状を書いていませんでした。それまでは頂いたものにお返事を書くことはしていたのですが。書くことを放棄したわけではありません。去年は二百枚の束を買って「今年こそ」と思ったのですが、一枚も書かないうちに15日(お年玉つき年賀状の当選番号発表日)が来てしまい、結局出さずじまいでした。一年に一度だけでも、お世話になった人にご挨拶をしたり、昔の友人に生きていることを知らせられるこの習慣はありがたいと思っています。今年は少しずつですが書いて出しています。書きながら、なんだかペンを持って文字を書くのは久しぶりだなぁなどとと思っています。この週末には投函完了するぞ。(MT)

実家の父の年賀状は連載もの(?)です。いつの頃からか、父は字がびっしり書かれた年賀状を出すようになりました。はがきの面に、本当に文字がびっしり。絵なんてひとつも入っていません。初めて見たときには「なに、これ?」とあまり読む気も起こりませんでしたが、ちゃんと読むとこれが結構おもしろい。最近は毎年ちゃんと読んでいます。内容は基本的に、前年のできごとを箇条書きでつづったものですが、それが一部連載になっているのです。たとえばここ数年は、西田佐知子のLPの話と、お寺の床下に棲みついたタヌキの話を連載していました。その二つはどうも今年の年賀状で完結したらしい。そう書いてありました。年賀状の一番下には「連載ものなので、初めて受け取られた方は申し訳ありません」といったメッセージが。来年はどんな話が載るのでしょう。妹の結婚話かな。(C)

今年は書かないつもりでいました。理由は、忙しすぎる…というのはウソで、結局ギリギリになってしまったことと、みんなの住所を聞いたり確認したりするのがやや面倒だったからです。でも、妹に「書いた?」と一言聞かれたら、何だかやっぱり出そうかなという気分になりとりかかりました。やりだすとめちゃくちゃ熱中する性格。自分で描くからにはそれなりにしたい。(曲がりなりにも美術科卒だし…)今年は色鉛筆を使ってPCで加工したのですが、結局素材集のお力も借りつつ、短時間で仕上げました。
年々、お正月らしさっていうのが薄れてきている気がします。昔は親戚中が集まって、羽子板したり駒まわしたり、お節も重箱に詰めて完璧に作っていた。いくらお節食べ飽きても、年賀状出すの面倒でも、日本の大切な文化ですから。なくなったら絶対寂しい。来世に伝えていかなくちゃ。みなさん、年賀状もがんばって書きましょー!(Y)

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