itoh.com の舞台ウラをリアルタイムにご報告します。
2004年10月22日(金) 「ペット」
私の家では、なぜかペットを飼うことは許されていませんでした。小さい頃は、ご多分にもれず、犬や猫が飼いたくて、兄弟で騒いだものですが、実際に飼うことを許されたことはありません。当時、家の近所に、猫が大好きで、10匹以上猫を飼っている老夫婦がいました。あるとき、学校の帰りに、白と黒の子猫が捨てられているのを見つけ、家に連れて帰りました。家では飼うことが許されていなかったので、その老夫婦の家に連れて行きました。その家のおばあさんは、その猫に私の名前にちなんで「チーコ」という名前をつけてくれました。私としては自分に似た名前をもつその猫に、すごく親しみをもっていたのですが、チーコは全然知らんぷり。えらそうに近所を歩き回っていました。(C)
小3のときに、近所で生まれたばかりの子犬を父親がもらってきてくれました。子どもたちは大喜び! 名前はなぜか「そめのすけ」というなかなか渋いのに決定。そめはあっという間に成長して、その獰猛な顔つきとシェパード風な色合いで、知らない人が見るとかなり恐かったようです。が、実際は相当な臆病もので、シャンプーするときの水をかぶるのが大嫌いでした。そめは14年間生きたのですが、その間に何とアメリカまで一緒に渡っています。向こうの広い野原を毎日散歩できて、きっと彼も幸せだったでしょう。お庭もとっても広かったし、何しろ緑がたくさん。必ず散歩の途中で座り込んでしまって、「帰りたくない作戦」に出るのでした。彼との思い出は数え切れないほどたくさんあります。(Y)
小学生から高校にかけて、「コロ」という柴犬を飼っていました。学校から帰ると、私とコロはいつもおやつを分けて食べていました。コロも私が帰ってくると「キャンキャン」と嬉しそうに鳴きました。高校のとき、コロが病気になりました。食欲が落ちてしまったコロに、私があげれば食べるだろうと、一生懸命に食べ物を運びました。ある朝、コロは冷たくなっていました。覚悟はしていたものの、本当につらかったです。(今も、これを書きながら涙が出てきました・・・。)私にとってコロはこれからも特別な存在でい続けるでしょう。(M)