Editor's Room

itoh.com の舞台ウラをリアルタイムにご報告します。

2004年9月24日(金) 「制服」

今までに制服を着た期間は1年間しかありません。中学1年生のときです。巷では「ださい」と大評判で、本当に何の変哲もない、シャレっ気のかけらもないただの紺ブレザーでした。そりゃ、可愛い子ですら魅力半減です。他校のかわいいセーラー服などを見ると妙にせつなくなったものです。中2からは海外に引越してしまったので、また私服の生活に戻りました。私として服は自己表現の大事な一部なので、朝はめんどくさいけど私服の方が好き。ただ、今になってちょっとまた制服着てみたいとかは思ったり。コスプレですけど…。バツゲームとかあったらノリノリでやります。(Y)

高校のときの学年主任はとても厳しい人でした。しかも3年間変わらず。1学年上、下の生徒たちが好きなようにリボンをつけたり、スカートの丈を変えたりしているのを「不公平すぎる」と思っていました。ある日、決められた「肌色」(探すのすら、大変なんですよ)のストッキングをはいて行かなかった私の友人は、職員室に呼び出されました。「肌色のストッキングに、はき替えるように」と言って開けられた先生の引き出しには、ぎっしりと肌色のストッキングが入っていたそうです。そして友人は先生にストッキングの代金を支払って(!)はき替えたのでした。恐るべし桂先生!(あえて実名で)(M)

いまから10年ほど前、母校である中学・高校で、英語の非常勤講師をしていました。その学校の女子の制服はセーラー服で、私は自分がその学校に通っていた頃、その制服がとても好きでした。さすがにいまどきの高校生ほど短くはありませんでしたが、ちょうど短いスカートがはやり始めた頃で、私もご多分に漏れず、スカートを短くしてハイソックスを履いていました。私の制服着こなしのポリシーは「清潔感」。制服を制服らしく着こなすことを信条としていました。その制服が大好きだった私は、非常勤講師として勤め始めて最初の文化祭のとき、仮装のつもりで同じ制服を着て学校に行こうかと、かなり真剣に考えました。同僚の先生たちに話したら、ものすごい勢いで反対されたので諦めましたが、いまでも制服を着る機会があったら、ぜひ着たいです。結構まだいけると思っているのは私だけでしょうか、、、。(C)

小学生のときガールスカウトに憧れて、入団したいと親にせがみました。飯ごう炊さんやキャンプなど、噂に聞く活動内容も魅力でしたが、実は一番惹かれたのはその制服。確かカーキ色のシャツとキュロットスカートに、モスグリーンのリボンとハイソックスという感じだったと思います。しかしわたしの住んでいた地域にはガールスカウトが無く、それを知った母はなぜか交通少年団に入団申込みをしてしまったのです。交通少年団の制服は、鮮やかな黄緑の上下にオレンジ色のスカーフで、当時のわたしには悪趣味としか思えませんでした(ごめんなさい)。どんな活動をしたのかはまるで覚えていませんが、その制服を着ることが苦痛だったことは今でも生々しく覚えています。「制服が着たい」などという不純な動機でガールスカウトに入りたがるとバチがあたるんだ‥‥。あの経験は、人生の教訓として今もわたしの中に生きています。(MT)

itoh.comトップ > エディターズ・ルーム > 2004年バックナンバー

go Pagetop