Editor's Room

itoh.com の舞台ウラをリアルタイムにご報告します。

2004年4月16日(金) 「この時期、食べたいもの」

たらのめ、蕗、筍など、この時期は美味しい山菜がたくさんありますね。つい先日は朝の昼も、たらのめの天ぷらと蕗と筍の煮物というメニューでした。菜の花やふきのとうも好物です。旬のものを旬の時期にいただくことができる幸せをしみじみと噛みしめる今日この頃です。ところで最近我が家には、頂き物のマンゴーが段ボール一箱分あります。マンゴーは食べるのが面倒臭いけれど大好き。マンゴーの皮がバナナのように剥きやすく、種がアボカドのように取れやすかったらどんなにいいだろう、といつも悔しく思います。オーストラリアではマンゴーは普通の家の庭先の木から取れるほど一般的な果物ですが、食べにくいのは同じ。「マンゴーを食べるのに一番いい場所を知ってる? お風呂場よ。どんなに手や顔が汚れてもすぐ洗い流せるから。」とオーストラリアの人に言われたことがあります。お風呂場でのマンゴー、この機会に試してみようかな。うーん、でもお風呂場が薄暗くて辛気くさくなりそう、かも‥‥(MT)

私がこの時期に食べたいものといえば、それはタケノコとタラの芽の天ぷら。「タラの芽」なんて書いてみて、なんだか年齢を感じてしまいました。タケノコは小さいときから大好物。私の実家は寺院で、ご多分にもれず竹林があります。毎年4月の下旬から5月のはじめにかけては、しょっちゅうタケノコが食卓に上りました。ところが先日母に聞いたところ、父も年をとり、弟もタケノコ堀りに興味をしめす年齢ではなくなった今、タケノコを掘る人がおらず、竹が生え放題だそうです。甥がもう少し大きくなるのを待てばまたタケノコが食べられる? また、私はタラの芽の天ぷらが本当に好きで、この季節、外食するときにタラの芽の天ぷらがメニューにあると、必ず注文します。いつから好きになったんだろう。よく覚えていませんが、「おいしい」と感じたときに、自分がおとなになったのを感じたような気がします。いまどっちだけ選べと言われたら、タラの芽の天ぷらだな。(C)

この時期食べたいものは、まずキャベツです。そのまま食べるのもいいですが、やはりスープやロールキャベツにして食べるのが最高です。甘くておいしいですよね。それからイチゴ。季節が終わる頃、大量に買ってジャムを作ったりするのですが、ジャムにすると本当に悲しくなるほど量が減ってしまいます。ところで、この原稿を書きながら、オンラインだった友人にチャットで「イチゴとキャベツの旬って今だよね?」と念のために、確認しました。いろんなものが1年中食べられるって贅沢ですが、「旬のもの」という感覚が少しずつ麻痺しちゃいますね。(M)

肉。肉です。特に牛肉。某有名大手チェーンの牛丼も恋しいです。あ、この時期に食べたいものとはちょっと違うか・・・。何でしょう? やっぱり春といえば、苺でしょうか。店先に真っ赤で大っきな粒たちが並んでいるのを見ると、本当に買いたい衝動にかられます。が、苺は結構お高いので、実家に帰って満腹食べようとたくらみ中・・・。しかし、情けないことに他に季節の食べ物というのが思い浮かびません。実家にいたときは、旬なものが普通に夕飯とかに出てきてたと思うのですが、きっと全然意識していなかったのでしょうね。今度からはスーパーへ行ったとき、よく注意してみてみようっと。将来、子どもが生まれたら「これが今旬でおいしいのよ。」と教えてあげられるよう、今からがんばります。(Y)

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