Editor's Room

itoh.com の舞台ウラをリアルタイムにご報告します。

2004年3月5日(金) 「呼び捨て」

結婚して、夫の両親に名前を呼び捨てにされたとき、とても違和感を感じました。結婚するまでは「○○ちゃん」だったのに、結婚したら「○○」。夫の実家は田舎なので、「嫁に来たら、うちの娘」という考え方なのだと思います。そのとき違和感を覚えて初めて、自分の名前を呼び捨てにする人が、実はあまり存在しないということに気づきました。今までの人生で、私の名前を呼び捨てにして呼ぶのは、両親と父方の祖父母。実は、それ以外にはいません。もちろんあだななどで、呼び捨てにされやすい名前をもつ人もいるのでしょうが、一般的にはどうなんだろうと思いました。あなたの名前を呼び捨てにする人はどのくらいいますか?(C)

付き合ってはいないけれど、なんとなく付き合っているみたいな人がいました。ある時、「付き合おう」みたいな展開になったのですが・・・。すると次に会った時、相手は私のことを突然、呼び捨てにしたのです。「え?」と、嬉しいながらも、違和感を感じました。その相手とは「付き合う」ことになってから、間もなく終わりを迎えました。私は関係が変わったからといっても、呼び方はそのままがいいなと思います。実質的な関係が変わるわけではないのですから。だから付き合う人とは、たいてい、自分たちだけで使うニックネームを持っています。(M)

改めて考えると、ほとんどの人に呼び捨てで呼ばれている気がします。学生時代の友達なんかは、男女関係なく呼び捨てですね。でも、私にとってそれはとても嬉しいこと。何か名前で「○○○」って呼ばれると、相手から親しい人として認められたような、そんな得意な気分になります。私の場合、たとえ会って間もない関係の中でそう呼ばれてもへっちゃら。「この人失礼!」とかあまり思わない。もしかしたら、海外にいた影響もあるかも知れません。英語圏では普通に呼び捨てだったので、日本に帰ってきて同じ年くらいの人に「○○さん」と苗字で呼ばれたときは、むしろ恥ずかしいような、くすぐったいような気がしました。(Y)

小学生の頃から、学校の友達には苗字をアレンジしたニックネームで呼ばれてきましたが、豪州に留学していたときだけは名前の呼び捨てで呼ばれていました。自己紹介するときも、普通に「マイ・ネイム・イズ・○○」と言うだけで、「ちなみに、あだ名は△△です」などと言うオプションはありませんでした。ところで母の学生時代のあだ名は「トロシ(=とろいから)」。母の仲間には「栗まん」とか「出目(でめ)」のように性格的もしくは身体的特徴を捉えたタイプのものが多いようです。そういえばわたしも小学生のとき鼻のあたまにおできのようなものができ、年下の男子に「鼻ちょびん」と呼ばれたことがありましたっけ。あ、テーマが変わってしまった。すみません。わたしのことを呼び捨てにするのは現在親と姉兄と外国の友人だけです。他の人に呼び捨てにされると変な感じ。(MT)

itoh.comトップ > エディターズ・ルーム > 2004年バックナンバー

go Pagetop