Editor's Room

itoh.com の舞台ウラをリアルタイムにご報告します。

2004年1月30日(金) 「外国語」

「字幕なしで映画を見る」 それが私の夢でした。字幕の世界では、人が1秒間に読める文字は3.5~4文字と考えられています。つまり4秒のせりふでは、どんなにその間に登場人物がしゃべっていても、16文字程度でしか表現されません。字幕から得られる情報量は、本当に最小限なのです。「なんと、もったいない」。そう思って、英語の勉強を始めた私は、貧乏性なんでしょうか。(M)

私は大学生の頃、神田外語学院で韓国語のコースに申し込みました。1988年のソウルオリンピックを目前に、たいした根拠もなく「韓国語が話せたら、オリンピックのボランティアに行けるかも」と思って、いきなり申し込んだのです。そしてもちろんNHKのハングル講座もしっかり観ていました。でも、ハングル文字が読めるようになった頃、神田まで通うのが面倒になって、クラスに行かなくなってしまいました。そして、オリンピックはもとより、いまだに韓国には行ったことがありません。最近、韓国ドラマがはやっていますが、私も遅ればせながら「冬のソナタ」にはまっています。日本語字幕付で観ているのですが、ときどき知っている韓国語の単語を出演者たちが口にします。それでうれしくなって、先日またNHKのハングル講座を観てしまいました。いつも長続きしない、私の外国語学習遍歴のひとつです。(C)

私は中学途中から高校卒業までの時間を米国で過ごしました。それまでは、英語といっても身近にある単語を少し覚える程度だったのが、いきなり毎日英語で授業を受けることになったのです。それはもうチンプンカンプンです。特に化学なんて、日本語で言われたって知らない言葉ばかりなのに…。まるで呪文のよう。そんな私も何とか5年余りの月日を乗り越えたわけですが、今だに「water」が一発で通じなかったときには涙が出そうになります。やはり発音や聞き取り能力は幼いときによく養われるもので、14歳くらいがその境界線だとか。もちろん努力が一番だとは思いますが…。でも、もし子供が生まれたら幼いうちから英語の曲でも聞かせようかな。(Y)

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