itoh.com の舞台ウラをリアルタイムにご報告します。
2003年11月21日(金) 「お医者さん」
私が1ヶ月半入院していたときのことです。外科病棟のお医者さんは何人かいるのですが、1人だけ「あの先生に担当されると必ず具合が悪くなって最悪の結果になってしまう。入退院を繰り返す人が後を絶たない。」とひどい噂をされてしまう方がいました。仲良くなった同室のおばちゃんとそのご主人から聞いたのですが、何もしらない私はすっかり信じていました。後日、これまた仲良くなった同い年の女医さんと話をしていた時にこの噂の真相を確かめたら、医者によって担当する(得意とする)病気がある程度決まっていて、その先生の担当する手術がたまたまもう治らない病気の患者さんのだったりするだけとのこと。看護婦さんからの評価も良く、手術の縫合跡が一番キレイで目立たなくなるのがその先生なんだとか・・・噂って怖いな、と改めて感じたエピソードでした。(Ky)
大学の時の一時期、私は歯科助手もどきをしていました。何年かぶりに歯医者にかかったところ、なぜかスカウトされてしまったのです。私は単なるバイトと思っていたのですが、先生は歯についてちゃんと勉強して欲しかったらしく、次から次へと専門書を貸してくれました。「君なら歯科助手の資格もすぐ取れるよ」と励ましたりもしました。歯について何の興味もなかった私は面倒になり、数ヶ月でバイトを辞めてしまいました。今になってみると、そのすれ違いっぷりが切なく思い出されます。最初から言ってくれればよかったのですが。(A)
高校生の頃、私は馬術部でした。試合があって座間の乗馬クラブに行ったとき、ものすごいたくさんのブヨ(虫)がいて、私は身体中を刺されました。それも全部で40箇所くらい。当時成長期で体温が高かったのか、どうも虫に刺されやすかったんです。翌日、なんと発熱し病院に行くと、「刺虫症」と診断され、わけもわからず注射をされました。大学生のときも、金属アレルギーでブツブツが出て内科に行くと、「とりあえず打っておきましょう」と注射をされました。あの、わけのわからない注射は一体効くのか? という感じで私は基本的に内科のお医者さんを信用していません。いったい何なのかな、あの注射。(C)
思えば、大きな病気や怪我をすることもなく、よくここまでこれました。お医者さんに行くといえば、お肌の調子が悪い時くらい。そんな私にとっては、お医者さんはちょっと遠い存在に思えます。むしろTVやニュースの中のイメージが強い感じ。最近、お医者さんのドラマにどっぷりとはまりました。医療界ではあまりよくない話題も多いけれど、きっと(ドラマの中の)彼らみたいに人助けをしている医者がいるんだ! と毎回泣きながら感心していたのでした。(Y)