Editor's Room

itoh.com の舞台ウラをリアルタイムにご報告します。

2003年8月15日(金) 「夏の夜の過ごし方」

食卓には枝豆とビールとよく冷えたすいか。網戸からは時々涼しい風が流れて、TVからは父と祖母が毎晩楽しみに見ているナイターの音が聞こえてくる。これが私の中での「日本の夏の夜」です。しかし、私も今や実家を出て一人暮らし。アパートの部屋は非常に風通しが悪い上、昼間は閉めっきりで蒸し風呂のようになっているので、クーラーを入れずにはいられません。クーラーの冷気の下で自家製カフェラッテに氷をたっぷり入れて飲むのが、今の一番のお気に入りです。でも、何だか全然夏の夜って感じがしませんね。環境が大きく変わったせいもあるけれど、子どもの頃はもっと夏を感じることが出来た気がします。昔の夏がちょっと懐かしい。(Y)

主人は大変な暑がりです。夏は寝ていると布団が熱くなるらしく、動きが激しくなります。この間も布団をはみ出し、床に置いてあったアイロンをバンバン蹴っていました。それからさらに移動し、隣の部屋までずるずる出かけていきました。それを見ていると、「犬は家の中で一番涼しいところを見つけて、そこにいる」という話を思い出します。私は暑くても平気なので、彼の大変さはよくわかりません。(A)

いま住んでいるマンションに引っ越したのは、3年前の5月でした。6階なのですが近くに高いビルがなく、非常に見晴らしのいい広めのベランダがついています。引っ越した当初は、「このベランダーにガーデンセットを置いて、夏はここで夕涼みなんていいねー」なんて話していたような気がしますが、すでに3年が経ち、ベランダにあるのは、物干し竿だけ。冬はすっかり忘れていますが、夏になってベランダに出ると、そのことをときどき思い出します。夕立の後、風に吹かれながらベランダの椅子に腰掛けて、新宿の高層ビルを眺めるなんて、夏っぽいじゃないですか。でも、いまはそれよりなにより引っ越したいです。(C)

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