itoh.com の舞台ウラをリアルタイムにご報告します。
2003年4月4日(金) 「漢字の勘違い」
つい先日、パソコンの画面上で「完璧」の字がふと目にとまりました。「あれ? 完璧ってこんな字だったっけ? 」私の中では完璧の「ぺき」は壁(かべ)だったんです。それを信じて疑わない私は、何回か「かんぺき」と打ち直して変換を試みました。でも全然壁の字は出てこない。おっかしーなーと思った私は、向かいの席のエディター(T)に「ねーねー、完璧のぺきって下が土(つち)だよねぇ? 」「うん、そうでしょ。」「だよねー、何回変換してもその字が出てこないんだけど」。そしたら、隣の席の4つも年下の後輩が、「え? 玉だよ。」「え”ーっ! 」2人揃って20数年間、勘違いをして生きてきたのでした。その後数人に調査したところ、「かべ」だと思って生きたきた人の多いこと! どうりで今までずーっと「完壁」と書いてきても誰も指摘してくれなかったわけだ。全然「完璧」でなかった、私の漢字力。(Ky)
はい。わたしもずっと「完壁」だと思っていました。「璧」を調べたら、「球」とか「玉」という意味があるんですね。それを知った日は本当に新鮮な驚きで満ちていました。こういう間違い、もっとアルかもしれない! そう思うとなんだかわくわくします。白状すると、「肉球」という言葉を見たとき読むことができず、植物の「球根」のことだろう、と勝手に想像していました。言い訳すると、私は動物に興味がほとんどありません。やっぱり、調べるって大事ですね。(T)
豊満な人(ムチムチ系)について使う形容詞、「肉感的」ってありますよね。わたしは大学生の頃、「肉感的」の「感」を「惑わす」の「惑」で、「肉惑的(にくわくてき)」だとずーっと思っていました。なんか、ムチムチしていて、男性を惑わすような人に対して使う形容詞だと思ってたんです。友人で「肉感的になりたいわー」って言っていた子がいて、「わたしはニクワクテキがいい」なんて言っていました。今から考えれば、同じこと言ってたわけですけどね。あとで本を読んでいて、「感」という字だと気がついて恥ずかしかったです。(C)
雷を“いがずち”と読むことを、何でみんな知っているのでしょうか。大学のサークルノートに「いがずちの○○子」と署名してあり、私は「どうしていがぐり頭なんだろう」と疑問がわきました。それで友達に聞いたら「え~!」と絶叫され、「それでよく大学に受かったね」と言われました。一般常識なの? 本当に? そもそも何でそんな署名をするんだろう。へんな奴!(A)