Editor's Room

itoh.com の舞台ウラをリアルタイムにご報告します。

2002年1月11日(金) 「今年最初のご挨拶」

昨年から、今年にかけての年末年始は、京都で過ごしました。年末の京都はほとんど人がいなく、各名所をじっくり、ゆっくりと廻って過ごしました。中でも圧巻だったのが詩仙堂の庭。ほとんど人がいない日本間に座り、じっと僧都(ししおどし)に耳を傾ける。しんと静まりかえる冷たい空気と、遠くからかすかにきこえる鳥の声。しばらくすると、樹木から枯葉がほろり。その瞬間その空間は先のとはまるで別の世界となる。ああー、歌を謳いたくなるとは、こういうことなんだ、と感じました。ここで一句ひねられるといいのですが、、あああ。しかし、年末の京都は超オススメでえす。日本人に生まれてきてよかった・・・。今年もよろしくお願いします。(K)

今年初めて伊藤さんと話した時、「今年はどんな年にするかなんて聞いちゃうと、年初めから嘘つくことになるから聞かない」と言われました。それまで、今年はどんな年にしようかなと考えていたけれど全然ピンと来なかったので、それを聞いてとてもほっとしました。そういうことを聞かれるとなんとなく聞こえのいいことを言ってしまって、あとで少し自分がいやになります。今年は初めから自己嫌悪(大げさですね) にならなくていいスタートでした。みなさんには今年もよろしくお願いしますと言いたいのですが、残念ながら今回を持ってitoh.comのエディターを卒業することになりました。これからは1読者として、1 boon project の member として itoh.com に関わっていきたいと思います。短い間でしたがどうもありがとうございました。(Y)

今年の6月に、私は35歳になります。これまで、20歳になるときも、30歳になるときも、全く抵抗がなかったのですが、昨年、35歳という年齢を考えたとき、初めて「歳をとっちゃう!」というショックに襲われました。そこで、ふと、自分の周りの女性のことを考えました。私の職場は女性が多く、中心的な存在として活躍している30代後半から40代前半の女性スタッフがたくさんいるのです。それを思ったとき、「なーんだ、まだ全然行けるわ!」と思ったんですよね。35歳がこわいものではなくなりました。きっと私は今から10年たっても、女盛り。たぶん60歳になっても、125歳でも? それはちょっとこわいかな? 今年もどうぞよろしくお願いいたします(C)

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