Editor's Room

itoh.com の舞台ウラをリアルタイムにご報告します。

2001年9月28日(金) 「恐怖症」

私はここ1週間ほど、『炭水化物恐怖症』です。炭水化物の摂りすぎは身体によくないというのです。炭水化物の摂りすぎは、肥満につながるだけでなく、高血圧、心臓病などさまざまな病気の原因となるらしい。炭水化物の摂取量を抑え、たんぱく質を摂るのが健康の秘訣。近々長生きについての本を出版する眼科医の坪田教授に先日お会いしたときに、「炭水化物を摂るくらいなら、ランチは食べない方が身体にいい」とまでおっしゃっていました!おかげで私はすっかり『炭水化物恐怖症』。ランチを買いにコンビニに行っても、パンやおにぎりなどに手が出せなくて、悩む、悩む。たんぱく質を!と思い、チーズをかじる毎日が続いたら、吹き出物がでてきてしまいました・・・。(C)

私は、英語恐怖症でした。生まれたのもアメリカ、育ったのもアメリカ(12年も!)にも関わらず、18歳の時に日本に帰国したときは、心から、「わあー日本にやっと帰ってきた~。もう2度と英語なんてしゃべるもんか!」と心に決めたのでした。恐怖症になった原因はいくつかあると思いますが、やっぱり変な話し方をしてクラスメートから笑われたというのが一番なのかなあ。出席を取られる際に「はい!」という意味で言う「HERE」の一言にいかに笑われずに済ませるか、ということに、毎朝全身のエネルギーを注いでいました。その英語恐怖、英語嫌い、海外嫌いの3嫌いだった私が、どういうわけか妹に誘われてニューヨークに旅行に行ったのです。飛行場に降り立った瞬間、信じられないことが起こりました。なんと、「帰ってきた」とじわじわーーと感じたんですね。あの感覚は一生忘れません。私は、ここで育ったんだ、って受け入れたら、英語恐怖が消えてしまいました。今は英語三昧の毎日。使えば使うほど、話せば話すほど英語が上達することが、楽しくてたまりません。「私、英語うまいじゃん!」って感じるのが、快感である日々です。(K)

私は地図を読めない上に、右と左がよくわかりません。左手の甲に大きなほくろがあるので、右か左かを判断する時にはこっそり手の甲を見て確かめています。それに免許も持っていません。ですから、学生時代や就職してすぐの頃、友達とみんなで車で遊びに行くような時、助手席になってナビゲーターをすることになったらどうしようと、助手席恐怖症でした。「ナビできないよ」と一言いえばすむ話だったのですが、友達が華麗に道を指示しているのを見ると、そんなこといったら格好悪すぎる…と、なかなか言えませんでした。結婚してから夫と車で出かけた時、地図を見て「そこ、左よ左!」と自信を持って言いきると、車は私が思ったのとは反対の方向へ。それ以来「地図見て」とは言われなくなりました。先日「話を聞かない男、地図が読めない女」を読んで、女性は右と左がわからないと書いてありとても安心しました。もっと早くこの本に出会いたかった!(Y)

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