どうしたらいいかを娘と息子に聞くのがいいんですよ。どうもうまくいかない、どうしたらいいんでしょうって聞くと、小学5年生の息子でも教えてくれます。
コミュニケーションを交わして、相手の問題に対して、解決しなければいけないとか、いいアドバイスをしなければいけないとか、どこか誤解しているんだと思います。人は人に向かって話しているようにみえて、実際は自分で自分の話を聞いているものです。口に出してみて初めて自分の考えを認識するのです。だから、相手に話させるほうがずっと大事なんです。
コミュニケーションの主体は、聞き手の側にある。コミュニケーションは交わすこと自体に目的があるという前提に立てば、ずいぶん違うと思います。 |