自分がしてきた体験について話す必要もあるし、これはすごく難しいですけど、相手がどういう聞き方をする傾向があるかについて知ってる必要もあるんです。
例えば僕がここで「飛行機」と言ったときに、パーッと飛行機の絵が浮かぶ人がいるわけです。その人たちは「ビジュアル系」といって、絵で処理する人。他に、音声で処理する人、フィーリングで処理する人などもいます。「鳥肌が立っちゃう」というような言葉を使う人もいる。話す側は、それに応じてチャンネルを合わせながら話すんですね。ちょっと難しいですけども。
コミュニケーションについて、皆さん全然勉強しなかったでしょう? 教えなかったし。コミュニケーション論というのは、すごく新しいですし、テクノロジーがあるんです。そして、それは使えるものですよ。 |