助けて欲しい時、人って怒るんですよ。だから「何かお手伝いしましょうか?」とか、そういうセリフを普段から言っておく必要があるんです。それから、人は20分以上は怒れないから、大丈夫です。怒っている間は、アドレナリンとかノルアドレナリンとか強力なホルモンが身体の中を駆けめぐりますから、心臓や血管にかかる負荷がものすごい。だから20分くらい経つと自然に収まります。丸一日なんか怒っていられないですよ。その先輩が怒り始めたら、「あぁ20分の台風が来たな」とか、その程度に思?ていればいいんです。
怒っている時というのは、少なくとも血圧が160〜180ぐらいまで上がるでしょう。人間の心臓が、1分間にたとえば60回打っているとして、それがもし1分間に1回余計に打つと、10分で10回でしょ? 1時間で60回。24時間で? じゃ1年間では? ・・・52万回くらいですよ、たしか。ということは、25mプール一杯ぐらいの血液を余計に移動させることになるんですよ。つまり、怒ってる人には同情すべきであって、怯えるべきではないんです。「あぁっ、また死のうとしてる!」と、こういう感じですね。 |