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2005年06月21日
フィードバックその3
コミュニケーションは、フィードバックによって成り立っています。
フィードバックのループだともいえます。
私たちの知覚は、起こっていることの全てをとらえているわけではありません。
また、自分の行動の全てを自覚しているわけでもありません。
したがって、外からのフィードバックを取り入れながら、
次の行動を選択していきます。
バイオフィードバックとは、自分の内側からの情報を一度外に出して、
それを取り入れ、やはり、行動を選択します。
行動だけではなく、自分の考え方についても、
それが機能するかどうかについて、フィードバックは有効です。
問題は、フィードバックに対してリセプターがないこと、
または閉ざしていることにあります。
それはフィードバックを受けたときのショックを避けているのだと思います。
しかし、そのショックが、実は行動の変容に欠かせないものなのです。
人に対する一番の思いやりとは、
リスクを冒してフィードバックすることだと思います。